ほら遁走が始まった


日付が変わってもまだトップページの「最終更新日」は修正されていないんですが(追記:午前0時40分すぎに修正されたようです)、4月17日の午後4時ごろという珍しい時間帯に、これまで〈自分のやっていることをわかっていない面々を痛打!〉というタイトルだったページがちょこちょこ修正されていました。矢野・朝木両「市議」はとりあえず、最近の唯一の(しかしはかない)「戦果」である、りんごっこ保育園名誉毀損裁判での勝訴判決(2月29日)にしがみつくことにしたようです。それにしても、薄井市議に訴えられたことをものすごく意識しているのがバレバレで、微笑ましいというか、痛々しいというか。


まずは、タイトルが次のように変更されています。薄井市議に訴えられたことがよっぽど「屈辱的」だったようです。


■「ムラ八分」を未だに続ける「ムラ議会」(東村山市議会)が屈辱的敗訴!
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page160.html


次に、りんごっこ判決を紹介した新聞報道について、「どこからが名誉毀損になるかの基準を教えてくれました。」というコメントがついています。


「どこからが名誉毀損になるかの基準」は一連の最高裁判決による判例法で確立されており、矢野・朝木両「市議」もとっくに、そして何度も教えてもらっているはずです。しかも安くない授業料(損害賠償)を払って。今年になってだけでも、何度も授業料を払っているじゃないですか。


*2月7日には「多摩レイクサイドFM裁判」で千葉英司さんに敗訴して、2月26日に議員報酬計42万円強を差し押さえられた。
*3月26日には「インターネット『東村山市民新聞』裁判」で千葉さんにまた敗訴して、計30万円の支払いを命じられた。この判決では、昨日の記事でも書いたように、個人的な誹謗・非難を繰り返していれば「専ら公益を図る目的であったといい難い」(=私的な動機にもとづく言いがかりだった)と判断され、「公益性」の主張を排斥される可能性があることも教えてもらった。
*4月15日にはまたまた千葉さんに敗訴して、「『東村山の闇』裁判」では30万円、「インターネット『創価問題新聞』裁判」では10万円の支払いをそれぞれ命じられた(エアフォース4月16日付記事)。


今年だけですでに授業料が100万円を超えています。エアフォースによると、「万引きえん罪」や「創価学会謀殺」がらみの名誉毀損でこれまでに計400万円の支払いを命じられてきたそうで、いったいいくら払えば理解できるんでしょうね。


薄井市議からも1000万円を請求されており、それが満額認められることはないにしても、「自分のやっていることをわかっていない」ために「痛打」をくらうことは間違いないでしょう。授業料が1000万円を超える日も近いのでしょうか。矢野・朝木両「市議」の議員報酬返上額は2008年3月までの時点で約800万円だそうですが、少なくともそれはいずれ超えそうですね。議員報酬返上額だけではなく、名誉毀損で支払った損害賠償額の合計も報告していただきたいものです。


3つ目の修正ですが、〈東村山市議会の3月17日予算委員会は、さながら「犬は吠えても、歴史は進む!」っていうありさまでした。〉という記述に、〈でも、表現には気をつけなくてはいけません。〉という言葉が付け加えられました。うん、まず自分で気をつけたほうがいいと思いますよ


最後に、次のようなコラムで鈴木市議にかみついています。鈴木市議の「我田引水」という記事(3月14日付)がよっぽど気に障ったようですが、さっさと08年度予算に対する反対討論を全文掲載してはいかがでしょうか。

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 鈴木忠文自民市議(委員長)は、国(厚労省)局長通知も知らず、草の根・矢野議員が質問に答えるよう児童課長を追及しているにもかかわらず、児童課長を庇って答弁させず、この局長通知が「補助金交付のときだけ適用される」かのような滑稽で稚拙な答弁を会議録に残しました。何もわかってないことを自分で証明したやりとりでした。
 この予算委員会では、ほかにも、多くの問題が明らかとなっています。随時紹介の予定です。

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ちなみにここでいう「国(厚労省)局長通知」とは、3月20日付「りんごっこには2匹の番犬がいるらしい」で抜粋して紹介した「保育所における乳児に係る保母の配置基準の見直し等について」(平成10年4月9日児発第305号)のことでしょう。あいかわらず人に理解できる文章を書こうという意思と能力がない人たちです。


それに、この人たちの「随時紹介」は信用できません。実際には「多くの問題が明らかと」なったわけではないのに、あるいは逆に自分たちの「多くの問題」が明らかになっただけにすぎないのかもしれないのに、とりあえず印象操作を図ろうとしているだけでしょう。


だって、たとえば〈薄井問題の中間総括集〉のページにはだいぶ(少なくとも半年以上)前から次のような記述があるのに、報告してくれてるのは「ブログマガジン エアフォース」だけですよ?

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また、佐藤「市議」の推薦人宇留嶋、千葉元副署長らが草の根・矢野、朝木議員らに最近驚くほどの件数の訴訟を提訴している件につき照会がありましたので、近々ご報告いたします。

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「ネット族」との「斗い」についても、「近々、斗いの成果をご報告いたします」という表明が2月16日付で行なわれましたが、2月27日付で〈矢野・朝木議員に辞職勧告?!請願不採択に〉という記事が載っただけ。自分たちは審議からばっくれたんだから、これは「斗いの成果」じゃないでしょ。


言ってることは理解不能なことが多いんですが、やってることはわかりやすい人たちですね。