そして誰もいなくなった、ということにならなければいいな


ありゃりゃんりゃん。「やまだKING」が突然閉鎖されてしまいました。オーバーワークによる肉離れでしょうか。私も外反母趾が痛むのですが、痛み止めを打ちつつ、ロンドン五輪の前年までは走り続けようと思います。何の話だ。


冗談めかして書いていますが、pumaさんの独自の視点はわりと好きだったので、けっこうさびしい思いをしています。閉鎖の「ご挨拶」(文末資料1参照)を読むと何か心境の変化があったようで、それはそれでしかたのない話なのですが。


東村山魑魅魍魎ブログ」の祐天寺美桜さんは地下にもぐってしまうし、「エアフォース」もこのところ更新がないし、RSSリーダーの〈矢野・朝木「市議」ウォッチ〉は私の記事ばかりになってしまうなあ。宇留嶋さん、何者かに謀殺されてやしないかとちょっと心配なのですが、そういうニュースもありませんので、きっと他の仕事に忙殺されているのでしょう。生活の基盤が成り立たないと、矢野・朝木両「市議」の追及どころではありませんしね。裁判所に通い詰めで議員報酬がもらえるような立場でもないし。あ、ちなみに「東村山死人シンブン市民新聞」は今日も「最終更新日」の修正のみだったようです。


かく言う私も、いつ事情や心境が変わらないとも限りません。メダルならぬ議席にしがみつく矢野・朝木両「市議」が、ロンドン五輪前年(2011年)の東村山市議会選挙で2人とも当選してしまう情景は見たくありませんし、彼らのやることなすことにいちいちつっこみを入れるというのもそれなりに楽しい作業ではあるので、少なくとも次の選挙まではやってると思いますけど。


あらためて、松沢さんが書いていた役割分担の重要性を感じます。まあ各種求人サイトとか中田国際法律事務所とか「矢野ほづみの洋らん園」などは私が合間合間にチェックできるんですけれども、いま一番必要なのはやはり裁判関係の情報を集約・整理することでしょう。


鍵となる裁判の資料が容易に検証可能な形で公にされていないから、デマを振りまく人やデマに乗っかる人があとからあとから出てきてしまいます。たとえば、瀬戸弘幸氏がブログで「朝木事件関連資料」を掲載していますが、「潮」事件判決(2002年3月28日)についてはわずか一文を取り出しただけですし、「月刊タイムス」事件判決(2005年5月13日)については誰が作成したのかわからない「要約」を載せているだけ。これ、『東村山の闇』か何かから抜粋しただけなんじゃないでしょうか。


つーか、学会がらみの裁判については創価学会が判決全文をウェブに掲載してくれれば済む話なんですが、何をやってるんでしょうね(6月30日付「創価学会の沈黙は矢野『市議』を利するだけでは?」も参照)。創価学会が謀殺の疑いをかけられようがどうしようが知った話ではありませんし、敗訴した裁判については詳しい情報を出さないという姿勢なら勝手に疑われてろと思いますが、それで矢野・朝木両「市議」のような人たちがのさばるのは困るんですよね。


矢野・朝木両「市議」関連の裁判情報は「職業差別を許しません!」の〈朝木・矢野両市議関連裁判まとめスレッド〉である程度集約されていますし、「くしくしこねこね」でも貴重な情報が公開されていますから、私もそれをベースにしながらぼちぼち補充作業を進めていこうとは思っていますが、誰かが専門のブログなりまとめサイトなり作っていただければ、それに越したことはありません。ひょっとしたら地下で着々と作業が進められてるんじゃないかと期待したりもするんですが。


あとは、彗星のように現れてあっというまに更新されなくなったブログ「東村山の闇」を引き継ぐ形で、市議会における〈草の根〉一派(朝木明代・矢野穂積朝木直子)の“活躍”ぶりを整理してくれる人もほしいところです。私もときどき昔の議事録を引用・参照しますが、けっこうなネタの宝庫なんですよね(たとえば7月24日付「関与(支配・操作)したがる男、矢野穂積」など参照)。


多摩レイクサイドFMの「ニュースわい曲ワイド多摩」も漏れなくチェックしたいところで、できれば誰かが文字におこして公開していただけるとありがたいんですが、さすがにそれは大変でしょうから、「ちょいとお耳を拝借」などでときどき音源がアップされるのを待つことにしますか。多摩レイクサイドFMはもう潰れてくれていいです。


というわけで、それぞれできることをやっていければいいなという提起でした。


【資料1】「やまだKING」閉鎖のご挨拶〔雀が適宜改行〕
ひとつのことをしばらく続けていると、あいまいだった輪郭も徐々にかたちを現しはじめます。何が生まれるか見当もつかず、未知にむかって自由だった精神も、しだいに自分自身を縛っていく足枷となる。多くの人がそうであるように私もその一人。ブログの目的だったインターネット議会中継の実現も道筋ができたことだし、とりあえず、ここらへんが潮時なのだろうと。
つきましては誠に勝手ながらブログは閉鎖いたします。これまでご訪問くださった皆さま、および駄文にリンクを貼ってくださったブロガーの皆さまにはただただ感謝しかありません。ありがとうございました。またご迷惑をお掛けした方も多数いらっしゃるかと思います。ご容赦ください。
やまだKINGは閉じますが、私が運営している他のブログに、偶然ご訪問いただくこともあるかもしれません。もちろん、やまだKINGでもpumaでも山田矜持とも書いていませんが、単純な思考は変わっていないはず。それとなく笑ってやってください。ではではその日まで、adios! 山田矜持(puma) やまだKING〔メールアドレス略〕


【資料2】「東村山市民新聞」裁判の謝罪広告
2ちゃんねるの〈東村山の市会議員怪死〉板に次のような資料が載ってたんですが、これは「東村山市民新聞」事件判決(2001年12年26日、東京高裁〔確定〕)で命じられた謝罪広告と理解していいんでしょうね。佐倉敏明著『デマはこうしてつくられた。――東村山女性市議「自殺」を「他殺」と騒いだ人々』(鳳書院、2003年2月刊)の97ページに現物の写真が掲載されているはずなんですが、確認できたら資料として関連エントリーに追記しておきます。
〈追記〉松沢呉一さんが確認してくださいました。次の資料はほぼ原文どおりだったそうですが、若干表記等が違っているところがあったようなので、松沢さんが修正してくださったものを8月21日付の記事に転載しておきました。

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謝罪広告
矢野穂積及び朝木直子は、「東村山市民新聞」平成7年9月27日付け第68号から、平成8年2月21日付け第72号までの各紙上において、あたかも、貴会が東村山市議会議員であった故朝木明代の万引き事件の捏造に関与し、同人の殺害に関与した旨の記事を掲載しました。
しかしながら、貴会が故朝木明代の万引き事件の捏造及び、同人の殺害に関与した事実は存在せず、右記事は事実に反しているものでした。
したがって、矢野穂積及び朝木直子は、右事実に反する記事によって、貴会の名誉を著しく毀損したことに対して、謹んで謝罪の意を表します。


 平成13年12月26日


              矢野穂積   
              朝木直子


  創価学会殿

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