時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸ネオ【宣伝工作編】


東村山市民新聞」は、7日の夜、4日ぶりに「最終更新日」が11月8日付に修正されました。瀬戸弘幸のハイテンションぶり(後述)とは対照的に、ずいぶん静かですね。またりんごっこ保育園関係でバタバタしているのでしょうか。そろそろ新しい情報が出てきませんかね。12月3日*1に市議会が始まるまでは、無理かなあ。


そのりんごっこ保育園のHPは、11月5日付で、【今月のとりくみ】に「今月も、職員も園児も元気いっぱいです。」という言葉が付け加えられていました。年がら年中みんな「元気いっぱい」で、すばらしい保育園ですねー(棒読み)。


AMUS+はと言えば、松沢さんはやる気が出ない季節に入ったし、荒井さんも疲れて「もうMSでいいじゃん」とか言ってるし、ちょっと中だるみの時期ですな。まあそういう時もありましょう。このところ橋本玉泉さんもがんばってくれてますし、荒井さんには某所にプロステートグランドマッサーを預けときますから、それで疲れを回復してください。


さて、瀬戸弘幸ブログ〈【番外編】朝木事件ウオッチャー・ブログの正体(8):勘違いをしている方に、お知らせです。〉(11月8日付)ですが、「御用ライター」の件についても「名誉毀損裁判でも明らかにして行きます」という訴訟戦略が新たに発表されています。誰の、何の裁判でしょうか(昨日の記事の追記も参照)。


ブログ主のテンションの高さも各所で話題ですね。何があったのか知りませんが、xenonさんMauiiさんのところにまで出張してコメントしているのには、私も正直驚きました。季節的なものでしょうか。松沢呉一さんも、もう少し寒くなったら調子を取り戻すみたいなので、そしたらコメントして差し上げればよろしいかと思います。


今日は、瀬戸弘幸が再び強調し始めた“創価学会宣伝工作説”について取り上げておきましょう。今回の記事で、瀬戸はこんなことを書いています。

 宇留嶋氏が執筆したことのある「潮」という雑誌は創価学会系の出版社であり、創価学会がかなり早い段階から、この事件を一方的に「自殺」として報道していました。
 私はこれまで創価学会はマイナーな政治経済雑誌に、盛んにこの「自殺説」を書かせて来たと暴露して来ました。
〔中略〕
 創価学会による大規模な「朝木明代市議が万引きを苦にして自殺」という宣伝工作が繰り広げられていたことが明らかとなっています。
 その目的が何であったのか?創価学会が怪しいという国民の疑惑の目からそらすためであったことは間違いありません。そのことに積極的に協力したライターの責任を問うつもりです。


一時期しきりに叫んでいて、しばらく触れてこなかった話ですが、ここへ来てまた盛んに口にするようになりましたね。〈【連載】朝木明代市議万引き冤罪事件(1):万引き冤罪事件を徹底的に究明する〉(10月28日付)でも、こう書いています。

 更に、事件後における創価学会の不審な動きについても、これを究明して行きたいと思います。特にビルから突き落とされて死亡した事件の直後に、創価学会が異常なほどに中小出版社に対し記事を提供してまで、「万引きを苦にしての自殺説」を広げたのか?
 万引きを苦にしての自殺などという考えは、これは推測に過ぎませんが、当時創価学会はこれを必死になって広めました。この意図が何であったのか?そのことも振り返りながら進めてまいります。


事件の直後に」(10月28日付)→「かなり早い段階から」(11月8日付)へと文言が修正されていますが、言いたいことは同じですね。


しかしここでも、千葉さんと創価学会の「関係」云々の話と同様、時空が歪められています。矢野・朝木両「市議」側こそ、それこそ「事件の直後」から“創価学会謀殺説”を「必死になって広め」ていた事実がまったく無視されているからです。これまでのエントリーでも、瀬戸弘幸はこの件にいっさい触れていません。


そもそも、矢野「市議」が最初に“朝木明代が殺された!”と言い出したのはいつだったか? 朝木明代転落死事件についてちょっと調べた人ならとっくに知っていることですが、知らなければ、乙骨正生さんがよくご存知ですので、16日のシンポジウムで教えてもらうとよろしいでしょう。


矢野・朝木両「市議」側が、どのような媒体で、どのような形で“創価学会謀殺説”(名指しはしなくとも、創価学会の関与をにおわせるものも含む)を声高に唱えてきたか。その結果、裁判でどのような認定が行なわれてきたか。これについても、かなりの程度、ネットで簡単に調べられますので、その点の検討を済ませた上で、創価学会の「異常な」「宣伝工作」について大いに語ればいいんじゃないですかね。
【追記】(12月1日)資料屋◆bfimNvQTbのブログ〈市議が異状死した直後の聖教新聞を検証してみた〉も参照。


ところで、「御用ライター」問題がらみで、瀬戸弘幸コメント欄で思い出したように私の名前を出しています。

何か、皆さん必死ですね。
ライターが取材をして書いた原稿の記事が、何故に出版社に対して、創価学会の広報部より入稿されるのですか?
このことを私はだいぶ前に書いていますが、宇留嶋氏を始め、3羽の雀の日記 は何も反論めいた記事を書いていませんね。
Posted by せと弘幸 at 2008年11月08日 21:10

ココ さんへ
このことを書いたのは10月の11日でした。下記の記事です。
〔中略〕
 毎日私の記事をチェックしている方々なのに、何も反論がなかったですよね。違っていれば、鬼の首を取ったように、書きまくっていたと違いますか。不思議ですね。何も書かないということは、きっとお認めになっているのでしょうね。
Posted by せと弘幸 at 2008年11月08日 21:48

これで帰宅します。
しかし、何故にこうも推測だとか、根拠がないなどと決め付けたいのかな?
>ライターが取材をして書いた原稿の記事が、何故に出版社に対して、創価学会の広報部より入稿されるのですか?


この点について、彼らは10月11日から今日まで、全く触れてきていません。反論が全くないということです。


反論がないから主張が確定ではないーとコメントありましたが、私は何故反論がないのかを不思議ですと言っているのです。
この間もずーっと私のことを3羽などは書いていますよね。
明日、何を書くのか、楽しみにして寝ることにしましょう。
Posted by せと弘幸 at 2008年11月08日 22:19


10月11日の記事というのは〈創価学会御用ライター・宇留嶋瑞郎さん:裁判にまでなっているとは知りませんでした。〉のことですが、これについては10月11日付〈「御用ライター」裁判をめぐる驚き!の対応〉でいちおう反応していますよ。必要があれば宇留嶋さんご自身が機会を見て反論・対応するでしょうし、矢野・朝木両「市議」との間で裁判も進んでいることですから、それ以上は触れなかっただけです。泳がせてるのだとしたら、あんまり邪魔するのも悪いし。


そもそも、完全版下云々の話がなぜ「御用ライター」呼ばわりする根拠となるのか、依然としてよくわかりません。この点については、そろそろシャレにならないところに踏み込みつつあるのではないかと心配されている“耳”氏が、11月8日の記事のコメント欄で珍しく正しいことを書いていますので(向いている方向は完全に間違っているのですが)、引用しておきましょう。

>Posted by 猪突猛進 at 2008年11月08日 19:21
>訴えられたら勝ち目ゼロです。


御気は確かですか?
ここまで言い切れるということは、宇留嶋の仕事内容をすべて把握していて、かつ創価学会広報部より完全版下として入稿「されていない」と確信しているということですよ。
あえてご忠告申し上げますが、あなたが知っている限りの、彼の原稿の流れをここに書かなきゃ誰も説得できませんよ。
〔後略〕
Posted by 耳 at 2008年11月08日 20:57


少し修正しますと、瀬戸弘幸が宇留嶋さんを「創価学会御用ライター」と呼ぶためには、宇留嶋さんの仕事内容をすべて(ないしほとんど)把握していて、そのすべて(ないしほとんど)が創価学会の御用記事(創価学会擁護を旨とする、事実を歪めた、中立性・公平性を欠いた記事)であることを証明しなければならない、というわけです。


まぁ〜(真似)、この点については橋本玉泉さんが〈ジャーナリスト宇留嶋瑞郎氏を「創価学会御用ライター」等と呼ぶことの検証〉を集中的にやってくれていますので(その1その2その3その4)、そちらにおまかせします。瀬戸は、とくにその3についてしかるべき見解を表明することが求められるでしょう。なお、〈瀬戸氏が「創価学会御用ライター・宇留嶋瑞郎さん」と断定する根拠への疑問点〉〈・・・さらなる疑問点〉(ともに10月11日付)も参照。


それにしても、もう見てくれていないかと思っていましたが、いちおう私の記事も見ているのですね。さまざまな問題について指摘してきましたが、「何も書かないということは、きっとお認めになっているのでしょうね」。


ちなみに、私の最近のイチオシは、〈瀬戸先生!グーの根も出ません!〉に掲載された、次の一連の記事です。私の記事になどいちいち反応してもらわなくて結構ですから、ここで指摘されている問題について、いずれ見解を表明してもらいたいものです。

*1:なぜか「11月29日」と間違えて書いていたので、修正しました。9月定例会の最終日が29日だったので、それと混同したかな。(11月9日記)