ナノ化するゼリショッカー


東村山市民新聞」は、16日午後8時過ぎ、最終更新日が「1月17日」に修正されていました。


さて、クロダイセンセーの願い通りに「ステージ虱発」の〈不敬行政書士黒田大輔!!〉と〈黒田大輔は「バカ」である(嘲)〉が削除された件(「非表示」ではないそうです)ですが、もんさんも触れているように、ブログ主である切葉鳩さんの特別インタビュー(1)(2)が「日護会(笑)」に掲載されています。


削除の理由は、「イザ!では不適切、又は法律に違反する内容が掲載されていると判断したため」とのこと。「バカ」という言葉を連発していたエントリーはともかくとして、「不敬」云々の方はどう見ても論評の域を超えるものではなく、おかしな話です。1箇所「バカ」を使っていたのがまずかったんですかね。


「バカ」にしても、確かにあまり好ましい言葉ではないでしょうが、小学校じゃないんだから、


「せんせえ、切葉鳩くんがバカって言います!」


と泣きつかれて、相手の言い分も聞かずに口にガムテープを貼るような真似をするのは、いかがなものか。言われた方が本当にバカなのか、それともバカって言う方がバカなのか、読者の判断に任せてもよかった記事ではないでしょうか。クロダイセンセーも、せっかく関西出身なんだから、抗議するにしたって、


「バカとは何だ! アホに訂正しろ!」


ぐらいにしておけば、少しは見直してもらえたでしょうに。


2008年9月9日付〈矢野・朝木両「市議」の言論封殺体質を象徴する“一部勝訴”〉でも引用しておきましたが、松沢呉一さんが述べているように、「罵倒語を使用することよりも、虚偽を書くことの方が恥ずかしく、非難されるべきこと」です。まともな根拠も示さずに他人を「創価工作員」「カルト関係者」「ウンコ野郎」呼ばわりしておきながら、「バカ」「不敬」と評されただけでブログ運営会社に泣きついて記事を削除させるなど、恥の上塗りに過ぎない。


まして、他人の顔写真に意味不明の落書きをして嬉々としてブログにアップするなどというのは、もはや大人のやることではありません。しかも、それで訴えられても、落書きの件には一切触れない。代わりに日誤会代表の凪さんが弁護を試みてくれていますが、まあ無理筋でしょう。


言い訳の余地がないなら、その点だけでも謝罪して写真を削除すればよさそうなものですが、それもやらない。瀬戸サンも、こんな“お子チャマ右翼”を「ニューリーダー」などと持ち上げつつ、落書きの件には頬かむりしたままです。ゼリショッカーの小ささがどんどん浮き彫りにされていき、そのうちナノ化してしまうのではないかと心配です。


ところで、凪さんが「iza!ブログはこの手のクレームに非常に弱い」とおっしゃるので、iza!の情報削除規約を見てみました。詳しく論評はしませんが、新聞社系のブログとは思えない、大ざっぱな規約ですね。いいんですかね、こんなんで。


私が利用している「はてなダイアリー」にももちろん情報削除ガイドラインはありますが、「著作権侵害」「プライバシー侵害」「名誉毀損・侮辱(個人)」「名誉毀損(法人)」のそれぞれについて、それなりに詳しい判断基準を示しています。このガイドラインに照らせば、〈黒田大輔は「バカ」である(嘲)〉はともかく、〈不敬行政書士黒田大輔!!〉が一方的に削除されることは、あり得なかったでしょう。


突然話が変わりますが、論談「目安箱」にまた諸星あたるさん(不幸のブログ)が投稿し、飯島愛山崎正友・永田寿康各氏の死について触れていましたので、いちおうお知らせしておきます。クロダイセンセーも、憂国広場iza〈仏罰か?創価批判の永田元議員&元創価顧問弁護士山崎氏怪死〉が「真実を述べていると感じ」る人ですから、まったく関係ない話題でもありませんよね。


〔この記事は1月17日の朝にアップしたものです。〕