「東村山市民新聞」が悔し紛れのコメント付で1・29東京高裁判決を掲載


すでに11日の夜になってしまいましたが、いろいろと書くネタがあるので、構わず10日付の記事としてあげておきます。いま矢野・朝木両「市議」の裁判情報操作のやり口について記事をひとつ書いている最中なのですが、「東村山市民新聞」に動きがあったので、まずそちらを簡単に報告しておきましょう。


2月11日付の更新は「最終更新日」の修正だけだったのですが、2月12日付で、〈朝木明代議員謀殺事件の首謀者は許さない!〉という見出し(トップページ)の下の文言が次のように変更されました。


「謀殺事件」に全く無関係であれば、「万引き苦に自殺」などという虚構を必死に強調する必要はありません。自白しているのです。
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「謀殺事件」に全く無関係であれば、「万引き苦に自殺」などという虚構を必死に強調する必要もなく、関係のある者が必死に関わり自白していることに気づいてないようです。おかげで13年間、事件は風化せず、目標に肉薄できています。ご協力、ごくろうさま。


この意味不明の文言については、橋本玉泉さんがすでに首を傾げ済みです。2月8日付〈東京高裁判決に触れない矢野・朝木両「市議」が立てた終了フラグ〉のつっこみも参照。


目標に肉薄」というのは、「すでに実行犯の絞込みが進んで」いるという話のことでしょうか。それを理由に懸賞金付の情報提供を打ち切るというのもよくわからない話で、“デンパな「情報提供」が相次いでうんざりした”とか、“本当に1000万円を支払う用意があるのか証明するよう要求された”とかいうのが真の理由ではないかと推測していたのですが(1月14日付〈そもそも前提条件が整っていない「創価糾弾祭り」〉の文末参照)、まあいいや。それにしても、そこまで「目標に肉薄」できているのなら、どうして“一番弱いところに抗議しろ”などと言って洋品店への嫌がらせを煽動しなければならなかったんですかね?


また、どうやら1・29東京高裁判決については黙っていられる状況ではなくなったらしく、次のような見出し(トップページ)とともに全文掲載に踏み切りました。

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08.06.17最高裁確定判決で決着済みの事実まで書換えた「蛮勇な第7民事部1.29判決」! 笑えますこの判決は⇒
★コメントの必要がないほど、想いがむき出しでそこまで追い詰められていましたか。素人判断ばかり並べないで、法医学者のセカンドオピニオンの担保くらいはね!

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笑えます、この苛立ちたっぷりの見出しとコメントは。


で、リンク先のページには〈想いがむき出しの話題の東京高裁第7民事部判決〉という見出しがついているのですが、どうやら文字色を白にしているらしく、反転させなければ読むことができなくて、ますます笑えます。何をあわてていらっしゃるのですか。あるいは、本当は判決内容を隠したいという思いが反映されたものでしょうか。


ちなみに、「08・6・17最高裁確定判決」というのは、創価学会から名誉毀損で訴えられて勝訴した『FORUM21』座談会名誉毀損裁判のことです(2008年11月28日付〈もはや犯罪的な裁判情報の操作と、だまされ続ける側の罪〉など参照)。これについては何度言っても判決全文を明らかにしてもらえないので、そこで「決着済みの事実」などと言われても、何が何やらわかりませんね。


ともあれ、追い詰められた末のこととはいえ、自分たちに不利な判決を(おそらく初めて)全文公開したことは評価してよいでしょう。さっさとやってくれれば、串@こねうこやじさんもわざわざ東京高裁まで行って判決内容をメモしてくる必要もなく、薄井市議も判決をテキスト化する手間が省けただろうにとは思いますが、ともあれ、今後の検証作業が容易になることは確かです。ご協力、ごくろうさま。


しかし、これだけで終わるということはないでしょうから、引き続きのコメントと、それを裏づけるに足る資料の公開をお待ちしております。「コメントの必要がないほど」と書いていらっしゃいますが、現段階ではみんな“どうせコメントできねえんだろう”と思っているはずですから、その推測を的中させることがないようにしていただきたいものです。また、「08・6・17最高裁確定判決」を云々しているわけですから、『FORUM21』座談会名誉毀損裁判関連の判決も早く公開してください。


ちなみに、この高裁判決が掲載されたページ(028.html)は、かつて〈ついに佐藤さんの当選無効の手続きを開始(当選の効力に関する異議を申出!〉というページだったものです。2008年12月8日の最高裁決定を受けて急きょ削除したのですが、今回そこに東京高裁判決をぶちこんだわけですね。そのせいか、「はてなアンテナ」に新規ページとして登録しても新規ページとして扱ってもらえないのですが、もう一度修正があれば上の方に表示されるようになると思います。


話は変わりますが、Autocrat Watcherが個人的事情による「一時休止」を表明しました。とくに圧力をかけられるような隙はなかったような気がしますし、「いずれ復活する機会もあると思います」とのことなので、憶測は控えます。こういうときに記事まで消えてしまうのは正直参っちゃうのですが、幸い、1・29東京高裁判決は今回全文アップされましたので、よかったよかった。暇を見つけて、過去記事のリンク先も修正しておくようにします。