「正式な謝罪」は内容証明で求めましょう


8月15日午後3時半現在、「東村山市民新聞」の更新は確認されていません。2年前の8月14日には、朝木直子「市議」がわざわざ国会図書館まで出向き、薄井市議を攻撃するための判例を漁っていた様子が目撃されていますが、今年は何をしていたのでしょう。この間に、まとめWiki「東村山市民新聞」の迷宮〉にいくつか項目を追加しておきました(〈朝木直子宅「襲撃」事件〉と〈北野誠・番組降板事件〉)。


さて、例の事件について、クロダイくん行政書士黒田大輔)が次のように報告しています。

なお、被害者の男性は、近日中に告訴状を提出予定だそうですが、どこぞのカルト宗教とは違って、パフォーマンス的に「告訴を申立てた」と騒ぐことはないだろう。なぜなら、目を突き刺した真犯人とその背後にいる悪党の検挙を真摯に求めるという正当な権利があるからだ。


まだ告訴してなかったんですか。怪我をした人の回復は私も祈念しますし、「真犯人とその背後にいる悪党」が本当にいるなら、その検挙を求めるのは確かに正当な権利ですが、「パフォーマンス的に『告訴を申立てた』と騒ぐことはないだろう」などというセリフは、さんざん騒ぐ前に言った方がよかったですよね。これでは、バイクのパンクの件ベランダのウンコの件「尾行犯」の件と同様、被害届だ告訴だ告発だと騒ぎながらその後の報告をせず、曖昧なままに済ませてしまうための布石だと思われてもしかたがありません。


まあ、妙観講の人達は告訴をしたら「集団暴行の創価学会員らを刑事告訴!」などと騒ぐみたいですから、告訴状が提出されたらいずれ報告があるんじゃないでしょうか。そういえば、朝木明代市議万引き被疑事件の舞台となった洋品店の店主を刑事告訴し、「ご期待通りの刑事告訴が、検察庁に提出と同時に即刻受理されております」などと騒ぎながら、その後の経過をとんと報告しない「市議会議員」もいらっしゃいましたね(2月25日付〈〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(2):不可視化された洋品店関連裁判〉参照)。


なお、瀬戸弘幸サンも〈創価学会員の妨害活動(9):三日連続の創価学会の付きまとい(3)〉でこの事件のことに触れていました。「言っていることがコロコロ変わって、全く信憑性がありません」などと、相変わらず記事を書くたびにブーメランを飛ばしているのはほっとくとして、こんなふうに書いています。

 昨日〔8月14日〕の映像は後で公開しますが、大変重要な証言がありました。後の捜査に影響を与える可能性もあるので、その点を考慮しながら編集を進めています。
〔中略〕
 衝撃的な発言がありましたよね。創価学会員と思われる男らに目を突かれた事件で、警察官の発言をあなた方も聞きましたよね。


現職警察官が街宣でマイクを握るとは思えませんので、これは誰かが「警察官の発言」として紹介したもののことを指しているのでしょう。何しろガセネタ確定の「内部告発」で大騒ぎした瀬戸サンの書くことですので、「衝撃的な発言」などと言われても、捜査が進んで詳細が明らかになるまでは“ふーん”としか言いようがありません。


【追記】(8月21日)街宣の映像のことだと思い込んでいましたが、ビラまきの様子を録画していた映像ということがわかったので、上記段落の第1文は取消線で消しました。この警察官発言については、りゅうオピニオン〈瀬戸弘幸氏が傘事件の報告をするも「本木新町」ってどこですか? 警察官の「衝撃的発言」は「モ・ト・キ」の3文字だったことが判明(笑)〉も参照。(追記終わり)


ところで、瀬戸サンは一連の「付きまとい行為」について創価学会に「正式な謝罪」を求め、


「もし、無視するならば我々は創価学会に対して、告訴して争うことになるかも知れない。先ず、そうならないためにも早急に謝罪文を聖教新聞に掲載することを要求する」


と書いていますが、矢野「市議」たちみたいな公開“風”質問で済ませるんじゃなくて、ちゃんと内容証明で送らないとダメだと思います。その際は、「告訴して争うことになるかも知れない」などと腰の引けた書き方をするのではなく、「期日までに謝罪文が掲載されない場合は法的措置をとる」とはっきり書いておいた方がいいでしょう。


どのような責任を創価学会側が取るのかに注目して行きたいと思っています」と書く瀬戸サンが、どの程度本気で創価学会に相対するのか、注目して行きたいと思っています。なぜか瀬戸サンが触れようとしない、東村山・東大和における街宣禁止の仮処分決定の件も含めて。


なお、「ストップ!ザ『政教一致』ニュース」創刊号の東村山関連記事については、りゅうさんが〈「ストップ!ザ『政教一致』ニュース」をようやく入手。すでに論破されている東村山関連の記事を掲載〉で内容を紹介してくれました。入力お疲れさまでした。予想通り、「北多摩市民新聞」第1面第2面)とだいたい同じ内容でしたね。


りゅうさんが私やP2Cさんの関連記事も紹介してくれていますが、表面の記事(〈朝木明代殺害事件で警察元副署長の逆転敗訴が確定!〉)については「東村山市民新聞」の迷宮〈「創価問題新聞」裁判と『東村山の闇』裁判〉、裏面の記事(〈創価が敗けた!最高裁で 朝木事件 「創価側信者が事件に関与した疑いは否定できない」〉)については同〈「フォーラム21」裁判〉も参照。例によって、都合の悪い「創価問題新聞」事件判決については全く触れないのが、矢野・朝木両「市議」らしいところです。


ところで、この「ニュース」については、ちょっと前から気になっていることがあります。瀬戸サンが〈創価学会員の妨害活動(6):違法チラシ云々の言いがかりは即刻やめろ!〉でニュースの内容をあらためて紹介しているのですが、次のように、東村山関連の記事はきれいに外していることです(太字は原文ママ)。

 これまでこのようなチラシ配布があると、必ず創価学会は訴えてきます。名誉毀損著作権侵害などですが、今回このような告訴は全くなされていません。
 これだけ大量に選挙区に撒かれているのに、法的な対処が取られていない最大の理由は、このチラシに書かれてある内容は全て事実であるからです。
 チラシの内容をタイトルだけ紹介しましょう。
 公明党ぐるみで「口利き疑惑」! 太田昭宏公明党代表の名も。
 公明党代表が「ガソリン代」をちょろまかす。
 矢野絢也氏が東京高裁で創価学会に勝訴


りゅうさんが掲載してくれた2つの東村山関連記事のほか、〈創価代理人が、殺人罪の時効廃止に反対〉も外されています。これらの記事は「全て事実」ではないということでしょうか、それとも創価学会とは関係ないということでしょうか。どっちにしても、矢野・朝木両「市議」の立場がありませんね。まあどうでもいいや。


なお、まとめWikiに関するりゅうさんのリクエストについては、今後検討します。上腕部の変色痕と司法解剖鑑定書の問題については近く項目を設ける予定ですが(追記設けました)、他にキーワード索引を作ってもいいかなと考えているところです(追記いちおう作りました)。