「保育園つぶし」を画策しているのは誰?=矢野・朝木両「市議」と高野園長


お、6月10日付で久しぶりに「最終更新日」の修正以外の更新が行なわれていますね。トップページに次のような見出しが登場しています。忙しいときは、いちいちデータの整理をしたりせずに脊髄反射でつっこめる、こういう更新のほうがありがたいですね。


行政部判決と「りんごっこ保育園」の現状(保育園の足りない東村山市で、「保育園つぶし」を画策しているのは誰?)


やはり〈「草の根」の斗い〉というキャッチコピーはついていません。りんごっこ保育園グループの利益擁護こそ〈「草の根」の斗い〉の最重要課題であることは誰でも知っているのですが、少しはごまかさないといけないという気持ちもあるようです。


見出しのリンク先には次のような新規ページも登場しました。


■行政部判決と「りんごっこ保育園」の現状
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page170.html


なんだよ、『FORUM21』5月号に掲載された「東村山市議会の運営を判決が痛烈批判」(東村山市議会議員・矢野穂積)を丸ごと再掲してるだけじゃん。やっぱり買おうなどと試みなくてよかった。


この駄文については、松沢呉一さんが「黒子の部屋」の〈「創価体質」の人々1〉〈「創価体質」の人々2〉で批判し尽くしています。矢野「市議」が、園児の安全を確認・確保しようとする東村山市の当然の行動を「不穏な動き」とか「邪(よこしま)な動き」などとして切って捨てていることについては、私もいくつかの記事で批判しておきました(5月15日付16日付24日付)。


また、この駄文が主として取り上げているりんごっこ保育園開園時の経緯については、エアフォース「りんごっこ保育園問題とは何か第1部第2部で詳細に明らかにされつつあります。したがって、あらためて全文を読んでみても、いまさら新たにつっこむべきところは見当たりません。まあ何かの折に引用させてもらうことがあるかもしれませんが。


で、「『保育園つぶし』を画策している」(トップページ見出し)のはけっきょく誰だと言いたいんですか? 私の知るかぎり、「保育士が基準どおりに配置されているのかどうかちゃんと説明しろ」「保護者の締め出しなどという非常識なことはするな」といった、至極当たり前の指摘しか行なわれていないように思うんですが。こんな与太記事を書いているひまがあったら、新規ページの見出しにもなっている「『りんごっこ保育園』の現状」をさっさと明らかにしてほしいものです。


りんごっこ保育園グループが最低限の説明責任すら果たさず、基準や法令を遵守していないことが明らかになれば、結果的に認可取消・廃園になるのもやむをえないでしょう。しかしそれは「『保育園つぶし』を画策している」人々のせいではなく、高野博子園長と矢野・朝木両「市議」が自ら招いた結果です。


まあ、市議会6月定例会の開催にあわせてこんないまさらながらの記事をアップするというのは、それだけ追いつめられているということなのでしょう。「黒子の部屋」で新シリーズ「コミュニティFMの闇」も始まるみたいですから、ますます多方面から追いつめられればいいんじゃないかな。


そういえば、C.I.L.のコメント欄で、「斗」を「闘」の代わりに用いるのは誤用ではないかという疑問が出ていました。これはいわゆる「ゲバ文字」というやつで、権力の「権」のつくり(右側)を「又」にするのと同じですね。誤用というより俗用というべきかもしれません。いまでも一部大学のキャンパスでは立て看等で用いられているのではないでしょうか。矢野「市議」としては、学生時代、「外大全共斗ノンセクト無党派)」として“斗”った思い出が忘れられないのでしょう。ろくでもないことばかり学んできたみたいですが。