保育士詐称疑惑まで浮上した「りんごっこ保育園」


20日は「最終更新日」の修正のみでした。守秘義務を「オレ様に都合が悪いことは佐藤市議や創価・公明に教えない義務」だと勘違いしているらしい矢野「市議」(一昨日の記事参照)らがいっさいの説明責任を果たそうとしない間にも、りんごっこ保育園問題追及の輪は広がりつつあるようです。


まず、ちょっと前に「またまた訴えられた『デマ宣伝常習』市議らと『政治宣伝』FM放送局」という記事が投稿されていた論談・目安箱に、「東京都はなぜ放置? 改善指導を拒否する認可保育園」と題する投稿が掲載されました(6月18日付)。この投稿からここにアクセスしてくる人もすでに3桁に達しており、けっこうみなさん見ているんですね。


また、“市民の市民による市民のためのメディア”JanJanNewsでは、森野守さんという市民記者が、「保育園めぐり東村山市政が混乱状態に。『第3者から高評価』も……」(6月14日付)、「職員大量退職で保護者から不安の声=東京都東村山市の『りんごっこ保育園』めぐり」(6月19日付)などの記事を立て続けに執筆しています。つい最近の6月定例会でのやりとりも報告されていて、有益。森野守記者(ペンネームだと思いますが)は、佐藤市議が矢野・朝木両「市議」と多摩レイクサイドFM代表を訴えたことについても、「コミュニティFMなど用い名誉毀損? 『セクハラ発言』騒動もあった東村山市で、市議が同僚2人を提訴」(6月11日付)という記事で報告しています。


りんごっこ保育園では今年になって12名もの職員(うち9名が保育士)が辞めていると数日前の記事で書きましたが、市議会で報告されたところによると、実は5月には3名辞めていて、計13名だったのですね(JanJan6月19日付記事)。数だけで見れば、半年足らずで職員がほぼ全員入れ替わっていることになり、これでは安定した保育など望めそうにもありません。


しかも、目安箱への投稿によれば、保育士詐称疑惑まで浮上しています。

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今年1月末、りんごっこ保育園では3名の保育士が一度に退職した。りんごっこ保育園に必要な保育士は最低10名だから、この時点で3名の保育士が不足したことになる。そこで東村山市が保育士補充の実情を高野〔博子・りんごっこ保育園園長〕に聞くと、高野は2名の保育士をただちに補充したと答え、2月1日時点での「職員名簿」を提出した。
しかし、東村山市が保育園を尋ねて調査すると、高野が「保育士」として申告した者2名が実際には保育士資格保有者ではないことが判明した。このため、東村山市は東京都と協議の上、2月18日付ですみやかに保育士不足を改善するよう文書指導を行った。

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「保育士」は名称独占資格で、児童福祉法でも、「保育士でない者は、保育士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない」と定められています(18条の23)。罰則は30万円以下の罰金です(62条)。市所管が児童福祉最低基準の附則について誤った理解をしていただけで「無知」「間抜け」などと罵倒する矢野「市議」ですから(6月16日付記事参照)、まさかこのことを知らないはずはありますまい。改善指導逃れのために実際には保育士でない者を「保育士」として虚偽申告していたことが事実なら、これはきわめて重大な問題です。


他方、「つぶしちゃおう」作戦への関与を認めた職員の書面があるなどと矢野「市議」が吹聴している件(6月17日付記事参照)については、一部市民の間に、「職員から確認書を取ったことが事実であれば人権侵害に当たるのでは」として、市議会に請願を出して調査を求める動きもある模様(JanJan6月19日付記事)。自分で吹聴していることですから、矢野「市議」もまさか請願人を名誉毀損で訴えることはできないと思われますが、やはり、審議をばっくれて説明責任から逃れるためだけに裁判を起こすのでしょうかね。請願人のプライバシーを守るための条例改正を求める請願も、あわせて出す必要がありそうです。


このほか、一連の動きについて矢野「市議」らが〈たまらず自分で尻尾をだしてしまった創価・公明〉などととっぴな陰謀説を繰り広げている点については、C.I.L.「矢野穂積が実質支配する『りんごっこ保育園』に対する追及と、あまりに幼稚なアンチ創価工作」(6月20日付)が完膚なきまでに粉砕しています。矢野「市議」らの陰謀妄想を信じ込んでしまう人たち(矢野「市議」自身も含む)は、もう、2文字ずらして「○ンチ創価」と呼んであげることにしたほうがいいでしょうか。


JanJan6月19日付記事では、市に寄せられた保護者たちの苦情も紹介されています。


「その後の保育内容が不安」
「子どもが保育園に行きたがらなくなってしまった」
「保育士の名前と顔が一致しない」
「園児の受け渡しが玄関ドア付近のみで行われており保育室内等で何が行われているか非常に不安」


高野博子・りんごっこ保育園園長、そしてりんごっこ保育園の運営委員を務める矢野穂積朝木直子両「市議」に言わせれば、こうした保護者も“陰謀”の一味ということになるのでしょうか。説明責任を果たさずに逃げ回るだけなら、確かに認可取消もやむをえないという話になるでしょうね。