なぜ「親創価匿名ネット族」と呼ぶのかという疑問には答えない矢野穂積「市議」 ※追記


5月14日午後12時49分ごろ、「東村山市民新聞」の「最終更新日」が5月14日付に修正され、トップページに〈発行人からのアピール〉が掲載されました。「東村山市民新聞」の発行人は矢野穂積「市議」なので、これは矢野「市議」の文章であることが明示されていると理解できます(追記:その後一部に加筆修正がありましたが、めんどくさいので画像は差し替えないでおきます。文末追記参照)。



以下、ごく簡単に解説とつっこみを。

 朝木明代議員殺害事件の犯人検挙、事件解決への斗いは、かつてないほどの関心が集まっていて、数多くのご協力を頂いており、次第に、殺害事件の首謀者・実行者らに対する「包囲網」は狭まってきています。
 この間、「朝木明代議員は何者かによって殺害されました」と御報告してきました。次第に「包囲網」は狭まっておりますが、「朝木明代議員を殺害した」のは誰か、を特定して指摘することは控えてきましたし、事件解決の最終の段階には当然、公表されることがらだからです。


包囲網」が狭まっているなら、「他殺」とか「謀殺」とか宣伝してないで粛々とやるべきことをやればいいんじゃないかと思うのですが、それはともかく、後半は明らかに事実に反していますね。矢野・朝木両「市議」は、事件発生直後から“朝木明代議員は創価学会に殺された”と主張しており、関係する裁判で実質的に全敗した結果、そう言えなくなったに過ぎません。


【追記】せっかくですから謝罪広告も再掲しておきます。テキストは2月11日付〈都合の悪い判決は「茶番」「蛮勇」呼ばわりする矢野・朝木両「市議」〉など参照。


(追記終わり)


発行人からのアピール〉の続きです。

 したがって、東村山市民新聞発行人が、これまでに、仮に、「××が朝木明代議員を殺した、とは言っておりません」という発言をしたとしても、「朝木明代議員を殺害したのは『××』ではないと結論づけた」という意味ではないことは、改めて指摘するまでもないことです。結論として「××」が朝木明代議員を殺害した、または「××」は朝木明代議員を殺害していない、言っているのではなく、単に、「『朝木明代議員を殺害した』のは誰だかは特定してはいませんよ」といってるにすぎません。これは単純に日本語のごく簡単な読解力の問題ですが、理解できない人達も一部にいるようです。


仮に」などとおっしゃらずに、また「××」などと書かずに、2月14日に名古屋で開かれた「第4回政治と宗教を考えるシンポジウム」で次のように発言したことをはっきりお認めになればよろしいのに。動画にしっかり記録されているんですから。


相当数そういうケース創価学会に関わる相談〕がありまして、それが謀殺事件の背景ではないかというふうに私は考えてるんですが、創価学会が殺したと言ってるわけではないんですよ、ないんですが、背景には十分なってるだろうと」(27分あたり)
だからと言って創価学会が殺したとは言ってないんですね」(28分10秒あたり)


確かに、矢野「市議」は、「朝木明代議員を殺害したのは『創価学会』ではないと結論づけた」わけではないのでしょう。少なくとも公式には。


しかし、「『朝木明代議員を殺害した』のは誰だかは特定してはいません」というのであれば、「他殺」「謀殺」説に疑問を呈する人々をなぜ「創価」呼ばわりするのでしょうか。今回の〈発行人からのアピール〉では、私が昨日付の記事であらためて提起したこの疑問について、まったく答えられていません。答えられないなら、根拠のないレッテル貼りはおやめになってはいかがなのでしょうね。


また、『月刊タイムス』事件判決を含む3つの判決で「他殺」がはっきりしたなどと、「根拠なく」宣伝してきたことの責任についても、明らかにされていません。「包囲網」が着々と狭まってきたなら、こんな宣伝をいまだに続ける必要はまったくないどころか、むしろそんな宣伝は逆効果になるはずですね。

 それと、「朝木明代議員殺害」に無関係であれば、「関知しない」という態度だけで必要十分のはずですが、「殺害」ではないとか「事件性」がない、というにとどまらず、「自殺」説を必死に喧伝している人達がいます。〔引用者注:その後、ここに加筆がありました。文末追記参照。〕
 一般には、自分達に何か都合の悪いところがあって、「自殺」説を必死に喧伝し予防線を張って、関心が「殺害」事件にまで及ぶことを阻止しようとしているのではないか、と思われるような態度です。
 かえって、わざわざ「疑惑」が集中するように自らしていること(まるで自分たち自身が「オウンゴール」を目指しているように)が傍目には見えていることがお気づきになっていないようです。いうまでもないですが、ひいきの引き倒しをしているのも同類でしょう。


「他殺」「謀殺」説に疑問を持つ人々には「関知しない」でいてほしいんですね、わかります。関心が「議席譲渡事件」や「朝木明代市議万引き被疑事件」にまで及ぶことを阻止したいかのような書きぶりですね。少なくとも私は、朝木明代市議転落死事件に関心が集まることはむしろ歓迎しているんですけどね。矢野・朝木両「市議」の本質がますます広く知られるようになるとともに、情報リテラシーに欠けている人々をあぶり出すことにも役立つわけですから。


別に私は「『自殺』説を必死に喧伝している」つもりはないのですが、矢野・朝木両「市議」が「他殺」「謀殺」説を必死に喧伝する結果として、洋品店店主をはじめとする一般市民に多大な迷惑がかかっている以上、それを批判しないわけにはいきません。


また、選挙においても、矢野・朝木両「市議」は、実績や政策で闘おうとするよりむしろ、朝木明代市議「殺害事件」を利用する形で当選を画策してきました(4月18日付〈デンパな「市議」は東村山の夢を見るか?〉参照)。これまた批判の対象になるのは当然です。


なお、その下の巨大な文字群の末尾には、「来るべき総選挙では、世界に類例のない『日本政界の恥部』をきれいに取り除くことが最も重要です。」という文言が付け加えられていました*1。2年後に迫った東村山市議会議員選挙では、全国を見渡してもあまり例がないと思われる“日本の地方政治の恥部”をきれいに取り除くことが最も重要ですネ!



【追記】
午後4時42分ごろ「最終更新日」が5月15日付に修正され、第4段落の末尾に次のような加筆がありました(他にいくつか微細な修正箇所もあるが、指摘は省略・・・と思ったら、2ちゃんで指摘してくれた人がいたので、文末に載せさせてもらいます)。

下記告知にあるとおり、創価擁護を専ら書いていて、最高裁確定判決により、2005年5月13日以降は「朝木明代議員が万引き苦に自殺した」とは記述できないこととなった宇留島瑞郎をもっぱらの情報源として、右最高裁確定判決以前の司法解剖鑑定書に記載された新事実を踏まえない古くて全く意味のない判決を引っ張り出して、なぜか根拠のない思い込みの主張を繰り返し、「創価は殺してない」とか「創価が殺すはずがない」と創価を必死に擁護している人達も同じです。


創価学会がやったという説得力のある根拠がまったく出てこず、矢野・朝木両「市議」自身も「貴会創価学会が、故朝木明代の万引き事件のねつ造及び、同人の殺害に関与した事実は存在」しないと言ってるんですから(上掲謝罪広告参照)、「創価は殺してない」と判断するのは当たり前じゃないんでしょうか。久米川駅前でライダー対ソッカーとかのコントを繰り広げたとしても「東村山で本当にあった面白い話」として納得してもらえるであろう人達*2はどうか知りませんけど。


矢野・朝木両「市議」が謝罪広告を出す羽目になった「東村山市民新聞」事件高裁判決も、「司法解剖鑑定書に記載された新事実を踏まえない古くて全く意味のない判決」だと言いたいようですが、『月刊タイムス』事件判決の確定後も、「他殺」であること(またはその可能性が高いこと)を認定した判決はひとつもありませんから、そんなご都合主義的理解をするのは無理というものです。


そういえば、その「司法解剖鑑定書」ですが、4月12日付更新で「第1章 緒言」の抜粋が掲載されて以降、まったく動きがありませんね。「長方形の皮膚変色痕」を「珍説」と評する根拠とあわせて、早く掲載なさればよろしいかと思います。


なお、「宇留島瑞郎をもっぱらの情報源として」という点については、3月29日付〈宇留嶋さんの信用を貶めようとすることだけに必死な矢野・朝木両「市議」〉参照。あれこれ言う前に、エアフォースの各連載について個別具体的に反論していった方がいいと思いますけどね。


上記以外の修正箇所は次の通り。


*「殺害していない、言っているのではなく」→「殺害していない、と言っているのではなく」
*「傍目には見えていることがお気づきになっていない」→「傍目にはよくわかることにお気づきになっていない」
*「ひいきの引き倒しをしているのも同類でしょう。」→「『ひいき』の引き倒しをしている結果となっていることも、おわかりになっていない同類の方々もいるようです。」

*1:当初、〈発行人からのアピール〉の末尾にこの文言が記載されているかのように書いていましたが、「はてなアンテナ」からそのままコピペしてきたことによるミスです。

*2:【追記】実際にはライダーショーはなかったのではないかという説も出ていますので、「繰り広げる人達」から修正しました。