「政教一体」「カルト」批判をしてきたはずなのに「幸福の科学=幸福実現党」は擁護する人々


6月11日付の記事の冒頭でもちらっと触れておきましたが、瀬戸弘幸サンは、〈政治セミナー開催のお知らせ:『幸福の科学』の政界進出の背景と影響〉(6月11日付)という告知記事では次のように書いていました。


「今回の幸福の科学幸福実現党として、政界進出することにも、創価学会公明党の場合と〕同じように警戒感を表明するのは当然です。しかし、ただ批判すればそれで良いということにもならないと思っています」


しかし〈創価学会=公明党VS幸福の科学=幸福実現党〉(6月13日付)を読むと、そんな警戒感はさっさと捨ててしまって、基本的には幸福の科学幸福実現党を擁護・宣伝する方針に転換したように思われます。なた5963さんが言うように、クロダイくんと同じく〈「反創価ならなんでもいい」という節操のない人たち〉ということなのでしょう。


朝木明代市議転落死事件の件にも触れられていますが、「真正面から創価の政教一体を厳しく批判するオピニオン・リーダー」であるはずの矢野穂積朝木直子両「市議」も、このまま沈黙を保つのであれば、同じ穴のムジナと判断せざるを得ません。つまり、「政教一体」批判とか「カルト」批判など、「反創価」のポーズをとるための単なる口実に過ぎないというわけです。(追記〔8月14日〕:沈黙を保つどころか、幸福の科学に公然と共闘を呼びかけてしまいました。)


まあ、幸福の科学系の「邪教から国政を守る会」とともに「草の根市民クラブ」として「東村山・朝木市議殺人事件糾明集会」(1995年11月25日)を主催し、壇上から矢野穂積「市議」が、


「高潔な朝木市議。それを万引き犯扱いする『○○○○』の女店主。みなさん、『○○○○』に行ってその女店主がどんな顔をしているか見てきて下さい」
(店名は引用者=3羽の雀が伏字にした)


と嫌がらせを煽るような発言をしたという話も(創価系サイトの情報とはいえ)ありますから、結論は最初から見えていると言うべきかもしれませんね。このあたりの話についてはまたいずれ触れようと思いますが、とりあえず、C.I.L〈せとっちと幸福の科学のステキなコラボ〉(2008年8月20日付)、瀬戸弘幸ブログ〈ネット工作員の正体は電通?〉(同8月21日付)、3羽の雀の日記〈カルトチックが とまらない♪〉(同12月14日付)など参照。おっと、柳原滋雄さんも〈低劣右翼・妙観講・東村山市議の“黒い関係”〉という記事をアップしていますね。


さて「東村山市民新聞」ですが、6月14日午後9時過ぎに「最終更新日」が6月15日付に修正され、〈「フォーラム21」裁判の歴史的意義〉のページに新たな囲みが付け加えられました(魚拓)。


本紙が正しくは「摘示事実」だと、わざわざ警告した後も、
未だに依然として訂正すらしないで
「適示」と記述し続ける100%のど素人=「無許可のコピペ屋」
あれあれ、2ちゃんねる書き込みまで動員し、ますます深みに。
何をやっても、哀れ!晒されたまま見殺し。


人のことを「錯乱」しているという割には、罵倒の言葉と高笑い(今回は「ワッハッハッハッ!」)をヒートアップさせるばかりで、何の新しい主張もありません。なた5963さんが〈まったく反論が出来ないから罵声を浴びせて悦に浸る市議+α〉と指摘する通りですね。それにしても、まきますとも東村山再訪を示唆していたと思ったら、「シークレット街宣」とやらをやっていたのか。


誤字を指摘してくれていたという点については、確かに〈ついにやってくれました!「親創価ネット族」本領発揮の「愚の骨頂」!〉で「適示事実(※ママ)」と書いてありましたね、これは気付かずに失礼しました。私は間違いを認めて訂正することに何の抵抗もありませんので、目に付いた限りで修正しておきました(そうではない人達の対応例について、たとえば5月21日付の記事5月28日付の記事〔追記3〕など参照)。


今回の囲みについては、前述の通り何の新しい主張もありませんので、6月13日付14日付の記事を見てもらえれば十分です。ほとんどすべての論点がスルーされていますが、「都合がわるい、事態が悪化している証左」ということなのでしょう。


ともあれ、あくまで「他殺」が認定されたとおっしゃるのなら、かかる司法判断に基づく検察審査会への申し立てもとっくに済んでいるのでしょうから、あとはその報告をお待ちすればよいですね。朝木「市議」は瀬戸サンが「行動」を起こすまでなぜか再捜査要求をしていなかったそうですが(その後にやったかどうかも不明)、仮にやることをやらないまま時効を迎えてしまったのだとしたら、そのあと何を騒いでも無効ですよ。