「あひるさん、ありがとう」作者の気持ちを踏みにじり続ける矢野穂積「市議」


日付が変わったころに「東村山市民新聞」の更新が行なわれ、〈ついに自白!「ど素人解釈」を平気で公表する哀れ〉と〈「フォーラム21」裁判の歴史的意義〉のページに加筆がありました(6月21日午前9時現在、「最終更新日」は6月20日付のまま)。私に対しては「こんばん和、ブログ見ました」と挨拶してくれているだけですが、ページの上の方で


「大恥を晒した自称『ライター』」
「あまりにもレベルの低いその『ど素人解釈』」
「専門外に口出しした結果、いい年してぶざまな醜態晒した以上、気の毒ですが、もう筆を折るんですね。ブログも閉鎖して。いまさら何を書くんですかねぇ!」


などとさんざん罵倒した橋本玉泉さんに対しては、少し融和的な筆致になっています。たぶん何か思惑があるんでしょう。


というわけで、更新については後述するとして、まずは矢野・朝木両「市議」が触れようとしない方面のお話から始めることにします。エアフォース〈東村山市議会議長誹謗中傷事件 第1回〉の件ですが(関連の魚拓は6月16日付の記事追記2を参照)、最後に登場する「仲間の右翼M」とは、6月19日付の記事追記でも軽く触れておいた槇泰智(まき・やすとも)のことです(追記:エアフォースの連載第2回も掲載されました)。


矢野「市議」らが全面的に擁護する洋品店襲撃事件の際に洋品店への突入を試み(2008年11月27日付〈生活者の感覚を欠いた洋品店襲撃部隊と、同類のくせに「庶民のための政治」を騙る矢野・朝木両「市議」〉参照)、最近も東村山で“朝木明代は創価学会によって殺された”と公然と叫んでいた人物ですが、公明党関係者から名誉毀損罪(刑法)と虚偽事項公表罪(公職選挙法)で告訴・告発されたことを自ら報告しています。ネタ元である「公明新聞」(6月20日付)によれば、次の通り。

虚偽の街宣、ビラを告訴・告発
名誉毀損罪などで警視庁に
東京・中野区の高倉都議ら

 公明党の高倉良生都議会議員は19日、東京都中野区内で街宣車の拡声器を通して同都議を犯罪者などとする虚偽の街頭宣伝を行い、また同趣旨の悪質ビラを配布したとして、刑法の名誉毀損罪で同区野方の槇泰智を警視庁に告訴した。
 告訴状によると、槇は6月17、18の両日、同区内において、平成17年7月の東京都議会議員選挙で高倉都議が選挙運動に使用した自動車のガソリン代の公費負担分をあたかもガソリンスタンドと共謀し、水増し請求した犯罪者であるとの街宣活動を行ったほか、17日、中野駅北口ロータリー付近で「公明党高倉良生都議会議員の犯罪=こんな人物がまた、都議会選挙に立候補」などとして街宣活動と同趣旨の内容を記述したビラを配布したが、高倉都議がガソリン代の公費負担分を詐取した事実などなく、同都議の名誉を毀損したと指摘している。
 その上で、槇の今回の行為は同都議が7月12日投票の都議会議員選挙の立候補予定者であることを知りつつ、有権者に悪印象を抱かせ、落選させることを目的にした悪質な行為であり、これを放置すれば回復しがたい損害を被ることとなるとして、警視庁に対し、速やかな捜査、厳重な処罰を求めている。
 また、中野区議会公明党の飯島謹一議員らも同日、槇の行為は高倉都議に関して悪質な虚偽事実を述べ、公明党を犯罪者集団とするなど、高倉都議の落選を目的とした公職選挙法の虚偽事項公表罪に当たるとして警視庁に告発した。


公明党を犯罪者集団とする」街宣が「公職選挙法の虚偽事項公表罪」に当たるという告発内容は、中野区だけの話には留まらないような気もしますが、とりあえず今後の推移を見守ることにしましょう。


ちなみに、ご本人のブログでは、最初は“警視庁が受理したのかどうか、肝心なことが書かれていない”という趣旨の記述があったのですが、いまでは「告訴すれば如何なるバカゲタ内容であれ警視庁が受理する」と訂正されています。最後に「刑法172条の虚偽誣告罪」も持ち出しているのですが、これは正しくは「虚偽告訴罪」ですね。朝木明代市議万引き被疑事件・転落死事件が起きた1995年に刑法の口語化改正(平成7年5月12日法律第91号)が行なわれるまでは確かに「誣告(ぶこく)罪」だったのですが、どうも「謀殺」説を唱える人々はそのあたりで時が止まっているような節があります。(追記:瀬戸サンも〈緊急のお知らせ 公明党の刑事告訴問題:明らかな政治運動への弾圧・今後の推移に重大な関心〉として本件を取り上げましたが、「政経調査会」と書くべきところを前回に続いて「主権回復を目指す会」と書いており、さすがにちょっとかわいそうです。)


さて「東村山市民新聞」の更新状況ですが、まず私に対する挨拶はこんな感じです。


*〈「フォーラム21」裁判の歴史的意義


*〈ついに自白!「ど素人解釈」を平気で公表する哀れ



橋本玉泉さんの指摘に対する反論、というより弁明は、次の通り(魚拓)。

 それにくらべ、橋本玉泉氏の一生懸命さは評価されるべきだろう。
 だが、しかし、問題は、本紙がなぜ「当該する遊園地」のことを取り上げているか、だ。
 橋本氏よ、まだ、この作文を書いた年配者も、この作文を日本郵政公社総裁賞に選んだ「小さな親切運動」本部も、夕刊に載せてばら撒いた「読売」も、関係者一同、打ち揃って、「当該遊園地」に「ドナルドダックの着ぐるみを着た人が現れ」たことを、訂正したとの公表はされていないのだ。「ドナルドダックの着ぐるみ」は商標権がないとでもおっしゃるのか?それは無理というものだろう。
 訂正せず維持しているから、本紙は「ディズニーの使用許諾」を得ているのか否か、おたずねしているにすぎない。
 商標権とか著作権とか、まるで関係のない地方のその小学校内だけの話なら別だが、ここまでことが、大きくなって、しかも盗用だの盗作だのというレベルの話になっている。
 なのに、この点だけは、単に「見誤った」で済むかな?高齢者だからやむをえないか?それは高齢差別というものだろう。たしか、この方は、コメントまでだしていたのではないかな?「そのくらいは目をつむる」か?なら、こんな騒ぎにはならなかったのではないか?
『あひるさん、ありがとう』という作文原文には、間違いなく「ドナルドダックの着ぐるみを着た人が現れ」との記述がなされている。おもいやりあるわが橋本氏は「ドナルドダック」と見誤った可能性が高い、というが、
「小さな親切運動」本部も、「読売」も、依然として、訂正はしていない。訂正がなされるには、ちょっとした手続きが必要になることは言わずもがな、である。


いろいろ思わせぶりな書き方をしていますが、あいかわらず、これが『最後のパレード』盗用問題とどのように関係するのかについては説明がありません。「地方のその小学校」というのが唐突に出てきますが、これも何を言っているのかさっぱりわかりません。「ドナルドダックの着ぐるみ」問題について何か疑問があるなら、橋本さんじゃなくて「小さな親切運動」本部や読売新聞社に直接言うなり、ディズニーの商標権を管理しているウォルト・ディズニー・ジャパン(株)に通報するなりすればいいと思うんですが、それはできないんでしょうね


この記事を書いている間に、橋本さんが〈起点からますます遠ざかる『東村山市民新聞』〉をアップしましたので、あとはそちらを参照。私も橋本さんみたいに簡潔なエントリーをズバッと書きたいんですが、書き出すとどうしても長くなります。小ネタも入れなきゃいけないし。いやまあ入れなくてもいいんですが。


ともあれ、これだけ「あひるさん、ありがとう」にこだわり、何が問題なのかはっきり指摘することもできない「ドナルドダックの着ぐるみ」の話を延々と続けるということは、「あひるさん、ありがとう」と酷似性を有する「大きな白い温かい手」(『最後のパレード』所収)が著作権侵害であることを事実上認めたと判断してよいのでしょう。どうせこのまま共同記者会見も開かずに逃げ切るつもりなんでしょうね。


それにしても、他人を誹謗中傷するのに「脳梗塞」を連発する人間が「それは高齢差別というものだろう」などとは、よく言えたものです。最近は「思考回路のない」という表現を多用していることからして、病状を攻撃材料とすることの差別性・問題性に少しは気付いたと思われますが、だったら、関連の表現(「脳内血行障害」「脳細胞が破壊」「脳内メチャメチャ」などを含む)を削除して反省の意を表すればよろしいのに。まあ無理でしょうけど


「たしか、この方〔「あひるさん、ありがとう」執筆者〕は、コメントまでだしていたのではないかな?」


という、実に人を小馬鹿にした一文も、矢野穂積「市議」の体質をよく表しています。「あひるさん、ありがとう」執筆者の声明PDFファイル)さえ読まずに延々と中村克サンを擁護してきたことを白状しているわけです。


読んでないというのがウソか本当かは知りませんが、矢野「市議」には、自分の文章を盗用・改変され、思い出を踏みにじられた女性の気持ちに思いをはせるつもりなどまったくないことだけは、よくわかりました。あえて「作文」と書いているのも、執筆者の女性を小馬鹿にする気持ちを込めているのでしょう。矢野「市議」が中村克サンと共謀して踏みにじり続けている「あひるさん、ありがとう」執筆者の思いを、あらためて抜粋しておきます。

 あれは、ディズニーランドでなく、まさに私の家の近くの遊園地だったのです。寒い一日でした。けれど、風の冷たさを忘れ私達二人の心は、ほかほかと温かく感謝でいっぱいだったあの日を、夫の思い出と共に今も胸に抱いています。私共が体験・感動したあひるさんの行動は、その遊園地のマニュアルにもない着ぐるみの中のお人の持つ人間性・やさしさが溢れ出たものです。
 今回のことは、正に青天の霹靂としかいいようがありません。
 私の大切な思い出へ土足で踏み込まれたような不快感を覚えます。
〔中略〕
 文章のあちこちを勝手に変えられて、私の意とする処は語尾変化ならまだしも、語幹まで変えられてしまったことに、私は夫との思い出まで踏み躙られた思いで怒りと共に寂寥感に浸っています。


東村山市有権者の皆さんには、矢野「市議」がこんな人間だということをよくよく銘記しておいていただきたいものです。


最後に、2ちゃんねる【パクリ】中村克 最後のパレード【虚言癖】〉(心理板)で次のような指摘が行なわれていたので、紹介しておきます。これは、松沢呉一さんが〈お部屋1730/3羽の雀とは〉や〈お部屋1739/瀬戸弘幸とは7・全体像の不在〉などで指摘してきたことと共通する内容ですが、「東村山市民新聞」のサイト構造自体が、他人を「脳内メチャメチャかもね!」などと罵る矢野「市議」の知性水準を明らかにしているわけですね。

934 :没個性化されたレス↓:2009/06/19(金) 18:44:48
東村山市民新聞をみれば、
情報の構造化が不得意なことがわかる。
これは知性において致命的。


〔中略〕


937 :没個性化されたレス↓:2009/06/19(金) 20:53:47
構造化は視覚化と言い換えてもいい。
曖昧な情報から適切な全体像を描くことができない。
言葉の断片を線形に結ぶことしかできない矢野ならではの墓穴。


〔中略〕


946 :没個性化されたレス↓:2009/06/20(土) 19:29:15
>>937
主張の言葉は点在して線を結ぶ事すら出来ない。
詭弁を弄して論戦を挑むには相手が悪かった。
三羽の雀氏、橋本玉泉氏、P2C氏が、一つ一つマメに逃げ道を塞いでいるからね。
しかも下劣な挑発に乗ることなく、ユーモアを忘れずに。


【テンプレ資料】東村山市民新聞「珍走迷宮」シリーズ・ガイド
(作成:2ちゃんねるの中の人。3羽の雀が適宜加筆修正)
「真相究明1」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page224.html
「真相究明2&3」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page225.html
「真相究明4&5」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page226.html
 (「なるほどネ」!)
「真相究明7・6」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page227.html
 (すか)
「真相究明8・9」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page228.html
「真相究明10・11」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page229.html
「真相究明12・13・14」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page230.html
 (アッハッハ/と思いきや)
「真相究明15・16」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page234.html
「真相究明17〜25」
http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page235.html
 (100年早いっ!んだよ/脳梗塞/おだまりっ!/まとめて、総破綻だ!/さあ、さあ、さあ、はやく!/たしか、この方は、コメントまでだしていたのではないかな?ほか)