けっきょく「草の根」宣伝がメインらしい「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」


瀬戸弘幸サンはあいかわらず「創価学会員の妨害活動」にお怒りで、「これを力でねじ伏せ」ると宣言しています。ビラの配布が「憲法で保障された自由な活動」であるとすれば、三鷹の「慰安婦」展を粉砕したり、「支那人と台湾人が連帯する反日・反靖国キャンドル・デモ行進を粉砕」しようとしたりすることも「憲法で保障された自由な活動」に対する悪質な妨害であって、「将に民主主義社会に対するカルト宗教の挑戦」としか思えないのですが、このあたりについて、瀬戸サンでも矢野穂積サンでもいいですから説明をお聞きしたいものです*1


ちなみに、「行動する保守へ FACTとACT」の記事経由で知りましたが、三鷹の「慰安婦」展については、「ケシクズ」というブログに〈スネークレポマンin三鷹〉という漫画入りの報告が上がっていました。展示やフリートークの内容に内心キレつつも、最後まで冷静さを失わずになかなか読ませる報告をしており、こういう報告・批判なら、大いに有りだと思います。瀬戸サンは、
「我々にも展示会への入場を認めれば、我々は大人しくそれを見て帰るだけだった。しかし、最初から我々を排除して開催しようとしたことに、今回の騒動の発端があった」
とも書いていましたが(〈三鷹市・反日左翼との闘争(13)〉)、いまさら誰がそんな言い草を信じると思っているのでしょうか。おまけに、「政治と宗教を考えるシンポジウム」(2008年11月16日)から柳原滋雄さんを排除した一件も、すっかりお忘れになっているようですね。


ks-labo.info〈瀬戸弘幸氏は東十条での騒動で一つ隠していることがないかい?〉に書かれていることも気になるところですが、詳細がわからないのでここではこれ以上触れません。


話は変わって「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」の件ですが、昨日付の記事の注1でも追記しておいたように、〈ストップ!ザ「政教一致」実行委員会緊急声明〉が発表されたことにより、東京12区におけるビラの配布が、矢野穂積朝木直子両「市議」が呼びかけている同実行委員会の活動の一環であることははっきりしました。


しかし、その緊急声明で名前が出ているのは、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』主権回復を目指す会在日特権を許さない市民の会日本を護る市民の会といういつもの面々だけで、あとは「他有志一同」と申し訳程度に書いてあるのみ。槇泰智(まき・やすとも)サンの政経調査会も応援団体になっているそうですが、実行委員会のためのカンパまで募っている東村山市民新聞」(矢野穂積朝木直子両「市議」)の名前が出ていないというのは、いったいどういうことなのでしょうか。


その実行委員会が配布しているビラ(「ストップ!ザ『政教一致』ニュース」創刊号)については、槇泰智(まき・やすとも)サンが画像をアップしてくれたので、だいたいのイメージがわかりました。「北多摩市民新聞」と同様、実に紙版「東村山市民新聞」テイストが強いビラですね。これも矢野穂積「市議」の方で版下を作成なさったのでしょうか。


瀬戸サンが紹介してくれた見出しを見ると、内容的にも「北多摩市民新聞」と大差ないことが明らかになります。


(1)公明党ぐるみで「口利き疑惑」!太田昭宏公明党代表の名も。〉
(2)公明党代表が「ガソリン代」をちょろまかす。〉
(3)最高裁が確定 朝木明代殺害事件で警察元副署長の逆転敗訴が確定!〉
(4)創価が敗けた!最高裁で「創価信者が事件に関与した疑いは否定できない」〉
(5)創価代理人が、殺人罪の時効廃止に反対。〉
(6)矢野絢也氏の場合と、世界に例のない極端さ〉


瀬戸サンのブログや「東村山市民新聞」に書かれてきたことがほとんどなので、中身は読まなくてもだいたいわかりますね。特に(3)〜(5)「草の根」の宣伝以外の何物でもなく、どのへんが「ストップ!ザ『政教一致」なのやら。


(3)については、とりあえず7月25日付〈「朝木明代議員は限りなく他殺だ」――瀬戸サン、ごくろう様でした〉を参照。(4)の見出しは非常に悪質で、矢野・朝木両「市議」の虚偽宣伝体質を如実に表していますが、これについては6月13日付〈「『何者かによる他殺』と書いても名誉毀損ではない」と言われて「『他殺』が認定された」と理解する恐るべき「市議」たち〉を参照(追記:「東村山市民新聞まとめWikiにも関連記事リストを掲載)。(5)については、8月2日付の記事の末尾に掲載したリストを参照。


それにしても、瀬戸サンやクロダイくんをはじめ、矢野穂積「市議」にいいように利用されているのにまったく気付かずに嬉々としてビラまきに邁進するのですから、本当にご苦労様なことです。


さて、「東村山市民新聞」の8月9日付更新(2009/08/08 22:05:02)にも簡単につっこみを入れておきますかね。いずれも「ストップ!ザ『政教一致』実行委員会」について告知した囲み(トップページ)への加筆修正です(太字が加筆部分)。


★ お問い合わせは、メールで。立場を超えて、さまざまな取り組みが実行されておりますので、公表されている時刻、場所に参加してください。


すいません、どこで公表されてるんですか?


いまさら隠すようなことでもあるまいし、瀬戸サンのブログを見るようにはっきり書けばよろしいのに。よほど後ろ暗いことでもあるんでしょうか。

 偶発的な単なる「暴力」ではない。この殺傷事件で、かれらは、もうおしまいだね!が、ダンマリの次は、証拠はない、と居直りを決め込む方針のようである。だが、逃亡できるとでも!? いよいよ創価系の本性むき出しになってきたな。


ほう、証拠はないのに、捜査の結果も待たずに決めつけに走るんですね? いよいよ「草の根」の本性がむき出しになってきたようです。


8月6日付の記事でも書いたように、私は現段階では事故とも計画的犯行とも自作自演とも断定していません。犯人がいるなら一刻も早く逮捕されて真相が明らかになることを望みますし、だからこそ、事件から1週間が過ぎようとしているのにまだ刑事告訴がなされていないこと(被害届が出されたかどうかも不明であること)、情報がコロコロ変わっていることを不審に思っているのです(8月5日付〈どうしても思い浮かぶ「オオカミ少年」〉のほか、りゅうオピニオン〈傘による「殺害未遂事件」の情報の迷走っぷりが激しいので整理する〉も参照)。


このままでは、「暴漢が朝木直子議員宅を襲う事件」は「偶発的な単なる『暴力』」に過ぎなかったのに(8月5日付6日付の記事で指摘したにも関わらず何の反論もありませんので、自認したものと看做します)、「朝木直子議員殺人未遂事件」などと言い続ける愚行が繰り返されるのではないか、と私は心配しているのですよ。

◎ 党首を「重複立候補」させることがいかに破廉恥なことかは、どうもわかったようだ。麻生首相をみおろす不安そうな党首のツーショットポスター!まだ、歯切れが悪いが、下駄の雪のおかげで分けてもらった東京12区から逃走したくはないだろう。無論、妨害をはねのけて東京12区での取り組みは順調にすすんでいる。包囲網が狭まって、創価系の悲鳴と虚しい八つ当たりの絶叫が響く。かれらが暴走すればするほど有権者は正しい選択をする。「政教一致党」追放実現にあと一歩だ!


中身のない大本営発表に空虚な悪口を書き加えただけですから、いちいちコメントする必要はないでしょう。たまには正面から「政教一致」を批判してみていただきたいものです。


最後にお知らせですが、「ストップ!ザ『政教一致』ニュース」創刊号の見出しを見てもわかるように、矢野・朝木両「市議」の情報操作は留まるところを知りませんので、〈「東村山市民新聞」の迷宮〉というまとめサイトを作成することにしました。試しに〈「創価御用ライター」裁判〉と〈最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題〉のページを作ってみましたので、ご覧ください(追記:さらに〈ストップ!ザ「政教一致」実行委員会〉のページ等も設けました)。こんな感じで、まずは「東村山市民新聞」の各ページについて、当ブログを中心とするブログの関連記事(つっこみ)を整理していきたいと思っています。


もう少し体裁が整うまでリンク集には掲載しない予定ですが、どうせ検索等で見つかってしまうでしょうから、とりあえずお知らせまで。というわけで、市議会の議事録の整理(東村山(笑)劇場)はなかなか進められそうにありません。「草の根」の活動を公正に評価するための材料として、議事録を整理することは重要な作業だと思うのですが、誰か代わりにやってくれないかな。(追記Tomatotic-jellyさんが進めてくれている作業も十分に有益ですが、できれば時系列になっているものもほしいんですよね。)

*1:【追記】(8月10日)説明があるとすれば、“俺達の自由な活動は保障されるべきだが、やつらの活動にはそれは当てはまらない”という感じだろうと思っていましたが、あまりにも予想どおりでした。橋本玉和泉さんが〈言論の自由を口にする資格〉で書いているようなことは、一生理解できないのでしょう。とはいえいちおうご回答いただきましたので、その旨ご紹介しておきます。気が向いたら、次の記事で引用の上、コメントします。