矢野・朝木両「市議」に「佐藤の事実の隠匿」を批判する資格はあるか(いやない)


東村山市民新聞」の8月30日付更新(2009/08/29 18:25:23)は、Tomatotic-jellyさんが拾ってくれている通りです。新規ページ〈訴訟経過報告(1)〉も作成されていますが*1、トップページの内容を移植しただけに過ぎませんので放っといて、トップページの主な更新だけ、私も簡単に拾っておきましょう。


一見して目立つのは、〈トピックス〉の下の方に、〈議会関係4〉として、次のような見出しのついた大きな囲み記事が登場したことです。どうせそのうち新規ページに移植するんだから、最初から新規ページとして作成すればいいのに。

「変えよう!議会」(佐藤・薄井・大塚の会派)は、一体、何を変えたか?!
 実は、「ささやかな前進」とは、自・公との事前の裏取引!(09年8月27日市議会初日)
― 「陳情不採択」を決めた上で、市民を小バカにした「変!議」の委員会審査 ―


これの内容については後から触れるとして、この囲み記事の末尾にはこんなことが書かれています。

 佐藤は、国政レベルで、政権交代が現実化しているのを見て、自公市長べったりから、スタンスを変えようとする見苦しい態度だ。佐藤らしいといえば、それだけの話だが、創価系にも、政権交代に賛成、などという素っ頓狂な書き込みをする無節操な輩まででてきたから、実に愉快だ。


前半は趣旨不明ですが、「創価系にも・・・」というのは、私が8月28日付の記事で次のように書いたことへの反応ですね。


「矢野『市議』達は政権交代あらぬ期待をかけているようですが、これで何にも出てこなかったら、すでに破綻している朝木明代市議『謀殺』説がいよいよもって決定的に破綻するわけですけれども。そういう意味で、私も政権交代には大いに期待します」


矢野サンたちが「愉快」がるのはだいたい追い詰められている時なので(「東村山市民新聞」における使用例参照)、どうやら政権交代の意味合いがおわかりになってきたようです。そのためか、カウンターのすぐ下では無闇に大きな文字で2本の〈緊急告知!〉を打って、あらためて“○ンチ創価”に助けを求めていますね。



上段の「最高裁への申出書」については、7月30日付〈どげんかせんといけん(違憲)東村山の矢野穂積・朝木直子両「市議」〉および8月2日付〈強がりながら心の悲鳴をあげて“○ンチ創価”に助けを求める矢野・朝木両「市議」〉でつっこみ済みです。最高裁が受け付けなかった上告受理申立理由書の内容を焼き直し、万が一にも虚偽申告の罪(裁判官弾劾法43条)や虚偽告訴罪(刑法172条)に引っかからないよう細心の注意を払いながらどうせ無視されることを承知でポーズとしてぶち上げているだけ。「国民運動を!」などと煽りながら、自分達が提出したかどうかは相変わらず明言しないのだから、大したものです。


ところで、最高裁内「スパイ」疑惑捏造問題に関わる「最高裁判所への申入書」については、「国民運動」は呼びかけないんですかね? 汚れ仕事担当クロダイくん(行政書士・黒田大輔)は、「カルト放逐のための最高裁判所への申入書」として、いまだにせっせと「拡散希望!!  郵送又はFAX推奨 !!」と呼びかけていますけれども。「最高裁内部に、創価のために情報収集活動をする職員がいる」などというのは口から出まかせだったと、認めているようなものですな。


下段の「反対意見書撤回をもとめる強い抗議を!」というのも、主たる焦点を山下幸夫弁護士個人から日弁連にようやく移したのは結構ですが(「東村山市民新聞」の迷宮〈公訴時効見直し問題に乗じた個人攻撃〉参照)*2、まずは自分達がいつ、どのような抗議を、どのような方法で行なったのか明らかにしてから、呼びかけた方がよろしいんじゃないですかね。


検察審査会への申立ても、どうせまだなんでしょうから、さっさとおやりになった方がよいかと思います。やることをやらずに吠えているだけでは、「現に時効が進行中の事件への遡及適用」が認められようが認められまいが、朝木明代市議「謀殺」説の破綻がますますはっきりするだけですよ。


さて、最後に〈「変えよう!議会」(佐藤・薄井・大塚の会派)は、一体、何を変えたか?!〉(議会関係4)について。矢野・朝木両「市議」が、東村山市政に関わる問題を東村山市民新聞」のサイトで取り上げたのは、ずいぶん久しぶりなような気がします(自分達も密接な利害関係を有する保育園問題は除く)。


それはそれで結構ですが、相変わらず、他の市議に難癖をつける形でしか、東村山市政については語れないんですね。ここで問題になっている「市内諏訪町の田んぼの保全」問題について自分達がどのような取り組みを行なってきたのか、きちんと報告した上で他の市議を批判するのが、市議会議員の役割というものでしょう。


環境建設委員会による2度の陳情審査を傍聴することもなく、難癖をつけるネタを他の市議のブログから必死に探し出してくるだけなら、何も市議会議員の席にしがみつく必要はないんじゃないですか。「実際の経過を知らない市民向けの佐藤のいつもの手口」とか「佐藤の事実の隠匿は、世間を欺くものといっても過言ではない」というのも、市議会での議論についてまともな報告をほとんどやらない上に、裁判情報の姑息な操作を続ける矢野・朝木両「市議」が言うことではありませんね。


なお、ここで矢野「市議」らが言及しているのは以下のブログの記事のようです(文末追記も参照)。


裁判所で『当選後でも売春等を記述した性風俗ブログは削除する必要がない』となお主張している薄井政美」という記述もありますが、XENONさんもつっこんでいるように、意味がわかりません。


【追記】(8月31日)
他に、今回の陳情審査については以下の記事でも取り上げられています。目に付いた限りで拾っておきました。

*1:これに類するページとしては、URLのページ番号の若い順に、〈裁判結果報告(2)〉、〈朝木議員殺害事件関係裁判経過〉、〈訴訟経過報告〉などがある。

*2:8月31日付更新で「山下幸夫弁護士の代行解任も。」という一文が付け加えられた。