「反対のための反対」もけっきょくはポーズに過ぎない ※追記しました


(政治家の)ブログやホームページで読みたいのは、他人の悪口じゃない。日本を本気で建て直すための政策や理念なんですけどね…」


産経新聞ブログ市長、ついに事情聴取! 「投獄してみますか?」挑戦的な書き込み〉(9月21日配信)で引用されていた、島根県阿久根市の「地元関係者」の言葉です。「日本」を「東村山市」に変えれば、そっくり矢野・朝木両「市議」向けの言葉になりますね。


「草の根」として市議会でどのように行動しているのかについてはろくに報告せず、無党派市民層の票を自分達から奪いそうな佐藤市議や薄井市議の悪口ばかり書き続ける矢野・朝木両「市議」に代わって、一般会計予算(平成14年度以降)一般会計決算(平成13年度以降)に対する「草の根」の反対討論を〈「東村山市民新聞」の迷宮〉に一挙掲載してみました。まずはこのぐらいの情報公開・報告をしてから他人を批判すればいいと思うんですが、何か都合が悪いことでもあるんですかね。


たぶん後から何かしら追記すると思いますが、疲れたので、とりあえずお知らせまで。


【追記】
一休みしている間に東村山市民新聞」トップページが更新されました(2009/09/21 22:22:39、9月22日付)。池田大作「影武者ダミー」問題に関わる囲みは、ますますわけがわからなくなっています。


【加筆修正箇所】(太字が加筆箇所)
 ★9月10日の本部幹部会での映像は、さらに、「池田大作」生存説に大きな疑問と疑惑の根拠を提供している。顔面左下の歪みは、簡単には修正できない本人特有のものだが、2009年(平成21年)8月19日付創価新報掲載写真は、これと比べると、奇怪で?だ。際立った不思議な違いがある。××に酷似しているとの指摘がなされている。
 乱れ飛ぶ怪情報に対して、創価本部は、影武者ダミーでないという証拠の開示をいまや迫られている。ますます、隠すようでは、疑惑は一層深まるというものだ。
 創価及び創価系は、ごまかそうと必死だが*1


どこでどんな指摘がされているのか知りませんが、「××」という伏字で何が言いたいのか、まったく想像がつきません。矢野「市議」が伏字好きで、市議会でも「××」を「バツバツ」と発音しながら伏字でしゃべった経験があることについては8月11日付の記事(文末追記の前)でも軽く触れておきましたが、まきやすともじゃあるまいし、ほどほどにしといた方がいいんじゃないですかね。



矢野・朝木両「市議」が市議会での発言をしばしば伏字にされていることについては、2008年5月17日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20080517/p1:title=また議事録を修正されたんですね]〉、同6月15日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20080615/p1:title=「朝木明代議員○○事件」 幻だった勝利]〉、2009年1月22日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20090122/p1:title=議事録から記録的な規模で削除された朝木直子「市議」の質問]〉などで取り上げてきましたが、今回、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/57.html:title=一般会計決算に関する「草の根」の反対討論]をまとめてみたら、さらなる実例がボロボロ出てきました。いやはや。


さてもうひとつの更新箇所ですが、[http://d.hatena.ne.jp/Tomatotic-jelly/20090920/1253438455:title=9月21日付の更新]で登場した囲み記事〈議会関係10:創価系無所属(変!議)の佐藤、・・・ポーズだけの変節ぶり〉に[http://d.hatena.ne.jp/Tomatotic-jelly/20090921/1253542555:title=若干の修正]があっただけのようです。詳しくはリンク先のTomatotic-jellyさんの報告をご参照いただくとして、9月22日現在の画像データだけ記録しておきます。それにしても、どうして[http://d.hatena.ne.jp/Tomatotic-jelly/20090920/1253438455:title=数を順番通りに並べられない]かな。



佐藤市議が所属する「変えよう!議会・東村山」の反対討論全文は、3名の所属議員がそれぞれのブログで報告していますので、そちらを参照。


予算・決算への対応をめぐって他の市議を批判することは自由だと思いますが、この記事の冒頭でも書いたように、まずは自分達の見解をきちんと報告してからの話でしょうね。佐藤市議のことを「ろくな理由もなくポーズだけ反対」などと非難していますが、一般会計予算(平成14年度以降)一般会計決算(平成13年度以降)に対する「草の根」の反対討論を通読すると、とにかく「反対」のポーズを打ち出すことが目的で、そのための理由を一生懸命探しているようにしか思えません。


平成20年度予算に対する反対討論(2008年4月25日付〈何をどこまで私物化するのやら〉も参照) に代表されるように、りんごっこ保育園絡みの私怨めいた発言が目立つのも、「全体の奉仕者」たるべき市議会議員としてはどうかと思いますね。


さらに、囲み記事の最終段落を見ると、矢野・朝木両「市議」はいったい何のために市議会議員をやっているんだろうという疑問がますます強まります。というより、疑問に対する答えはとっくに出ていて、それが再確認されたというだけの話なのですが。

 すでに、死に体だった自民党が、小泉まやかし自公連立政権以降、安倍等を経て、右にハンドルをきり、後期高齢者医療制度に端的に象徴される社会的弱者を切り捨てた政策展開の中で、当然に有権者の反発を買い、右から左にゆり戻しがおき、8月30日決戦で、自公連立政権は雲散霧消した。今後の政治過程は、右から左旋回した民意を抜きにしては展望できない。つまり簡単には「右側に騙され虐げられた社会的弱者」の怨念を濯ぎおとすことはできないだろう。この有権者多数派の空気を嗅ぎ取り、早速、地方でも、政権交代側に擦り寄り、庶民の目をごまかそうとするポーズだけの「風見鶏」らの跋扈を許してはならないし、小泉以降の自公連立政権と同様に、監視を強化し徹底批判の鉄槌を下す必要がある。


今回の衆院選の結果を「右から左」への揺り戻し/旋回としかとらえられないのはいささか化石化した政治感覚だと思いますが、それはともかく、矢野・朝木両「市議」がここで「徹底批判」の対象として打ち出しているのは、明らかに佐藤市議です。


やはり、矢野・朝木両「市議」にとっては、行政や「与党」を批判することよりも、自分達の票を食いそうな、あるいは目の上のタンコブである同僚市議を批判することが最優先課題らしい。そのことは、「東村山市民新聞」市議会・市政報告ページ一覧を眺めてみれば一目瞭然です。「風見鶏」云々とも書いていますが、そういえば、社民党の市議会議員が引退したとたんに社民党にすり寄ろうとして相手にされなかった、という話もありましたな。


社会的弱者を切り捨てた政策展開」云々と言いながら、そのような政策展開を批判し、東村山市における影響を最小限に留めるために自分達が何をやっているのかは、まったくと言っていいほど報告しない。まあ、産科・救急医療体制の早期整備を求める意見書障害者自立支援法の抜本的見直しを求める意見書をはじめ、市議会として国に対して行なう意見表明にも片っ端から反対するだけの人達ですから、報告できるようなことは何もやっていないということなのでしょう。


“庶民の目をごまかそうとするポーズだけの「市民派」の跋扈を許してはならないし、監視を強化し徹底批判の鉄槌を下す必要がある”


という思いが、ますます強くなりました。


なお、西口再開発問題については3月20日付〈まずは自らの説明責任を果たしてはいかがでしょうか〉で軽く触れておきましたが、参照するたびに内容が充実していて感嘆させられるWikipedia「矢野穂積」東村山駅西口再開発問題)に比較的よく経緯がまとまっているようなので、そちらをご覧ください。生前の朝木明代市議が、市民の直接請求により提出されたリサイクル条例案を強く非難し、自民・公明とともに条例案に反対して否決に追い込んだという、興味深い話も追加されていました。

*1:最後の1行は9月23日付更新で追加されたもの。