矢野・朝木両「市議」の「訴訟乱発」や「不自然」さには目を向けない瀬戸弘幸サン【追記】


東村山市民新聞」の更新は「最終更新日」の修正のみでした(11月13日付、2009/11/12 22:11:38)。ちなみに、本日13日は笑撃・ベランダウンコ事件の1周年記念日です。瀬戸サンが4回連続で大騒ぎした様子をあらためて振り返ってみるのも一興かもしれません(2番目の記事にはグロ写真が掲載されているので注意)。


大真面目に適当な仮説を展開している次のくだりなどは、いま読んでも噴き出しそうになってしまいます。

 考えてみれば、本物であれば臭いがきつく持ち運びも容易ではありません。形状を保つことも難しいと思います。しかし、偽物であれば、臭いもありませんし、形状はいくらでも作れます。
 現場でチューブのようなもので上から押し出せば、あのような形状は可能です。また、2階のベランダにはよじ登った形跡はありませんでした。はしごをかけた様子もありませんでした。
 考えられるのは長い収縮する竿のようなものの先端につけて、現場で吊るし上げて置いたと考えるのが妥当であると思っています。私の実家には高さ3メートル程になる剪定に使う切バサミもあります。
 そのようなものを加工して作り上げれば、庭に侵入し2階ベランダに<不審物>を置くことは可能です。これは推測ですが、その方法については更に調査をしていきます。
 お騒がせをしましたが、これが今回の事件のあらましです。
 <不審物>に関してはこちらで検査機関に持ち込み、正式に刑事事件として弁護士先生を通して被疑者不詳で告訴することになります。
瀬戸弘幸ブログ〈偽うんこ事件について〉)


早くその後の経過を報告していただきたいものです。できればこの件についても創価学会が訴えてくれれば大爆笑できるのですが、創価学会がやったのだと(甘い香りとともに)臭わせてはいても、断定しているわけではありませんから、ちょっと難しいかな。


さて、本日以降の裁判については、瀬戸サンのブログ主権回復を目指す会の掲示板で通り一遍の告知がありました。文面はどちらも同じですので、主権の掲示板から引用しておきます(丸付数字はカッコ付数字に修正)。


裁判闘争のお知らせ
創価学会の訴訟乱発から社会とこの国を守ろう!
★凶悪シナ人から訴えられた警察官を守れ!

(1)
日時:平成21年11月13日(金) 9:00街宣 口頭弁論開始10:00
場所:東京地裁 526号法廷
◆槇 泰智氏と黒田大輔氏が創価学会本体か〔ら〕訴え〔ら〕れている民事裁判。創価学会の訴訟乱発は国民生活の破壊であり、何よりも言論活動の自由をカルト教団から守らなければならない。

〔中略〕

(3)
日時:平成21年11月18日 12:00街宣(立川駅北口) 口頭弁論開始13:30
場所:東京地裁立川支部 
◆(1)〔と〕同じく創価学会による訴訟乱発の一環。殺害された朝木明代東村山・女性市議を「万引きを苦にした自殺」として処理した疑惑の事件、その捜査責任者であった東村山署・千葉英司元副署長が槇 泰智氏を訴えた裁判。


呼びかけ:主権回復を目指す会  せと弘幸Blog『日本よ何処へ』 NPO外国人犯罪追放運動


クロダイ第2次「御用ライター」裁判の判決言い渡し(11月16日)は、華麗にスルーされてますね。まあ、第1次落書き名誉毀損裁判のときと同様、クロダイくん自身も判決言い渡しには立ち会わないつもりかもしれませんので、どうでもいいんでしょうけど。


それにしても、「訴訟乱発」とか「訴権濫用」とか言うなら、その訴訟がいかに不当なものであるかを堂々と主張すればよろしいのに、そのあたりの話は全然出てきませんね。千葉さんと創価学会の関係もまったく明らかにできないくせに(2008年11月7日付〈時を駆ける(そしてコケる)瀬戸弘幸〉参照)、(3)の機関紙名誉毀損裁判まで「創価学会による訴訟乱発の一環」と位置づけているし。


おまけに、矢野穂積朝木直子両「市議」が洋品店店主をさまざまな裁判に引きずり出し、万引き「でっち上げ」の主張をことごとく排斥されたことについては、依然としてまったく触れようとしない(2月25日付〈〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(2):不可視化された洋品店関連裁判〉参照)。洋品店店主は、名誉毀損罪で刑事告訴されたのに加え、少なくとも4つの裁判(「聖教新聞」裁判『潮』裁判『月刊タイムス』裁判「パラノイア」裁判)で被告とされたわけで、これこそ“市民生活の破壊”として厳しく批判されるべきでしょう。(追記:そうそう、エアフォースの記事を読み直して思い出しましたが、クロダイくんはこの上、洋品店店主を法廷に引きずり出そうとしていたんでしたね。)


矢野穂積「市議」らは他にも、「東村山市民新聞」折込拒否裁判「電波障害」裁判などという、通常であればちょっと理解しがたい裁判をいくつも提起し、さらには、下手をすれば少年の人生を台無しにしかねない少年冤罪事件まで起こしてきました。「訴訟乱発」などという言葉を振り回すなら、まずはこういう公職者を批判してからにしてほしいものです。


なお、9日に行なわれたクロダイ第2次落書き名誉毀損裁判第5回口頭弁論についてはエアフォースで報告がアップされました。何やら時間稼ぎに汲々としているようですが、その甲斐もなく、次回期日は12月18日に決定したとのこと。12月も引き続き、皆さんお忙しくなりそうですね。


また、西村修平街宣名誉毀損裁判で行なわれた千葉さんの尋問についても、少しだけ中身に触れた報告が出てきました。主権回復を目指す会掲示板では、次のように報告されています。


〔略〕
西村修平と千葉英司、二人が法廷の場で対決、尋問の過程は全てにおいて千葉英司元副署長の捜査が杜撰、つまり如何にデタラメだったかが明らかにされた。
西村修平代表を訴えた筈の千葉英司が逆に証人台に立たされ、田中平八弁護士がピンポイントに捜査の「疑惑」追及、元副署長が言葉に窮する場面が終始続いた。誰が聞いても朝木市議の万引き事件は「でっち上げ」だったことに確信を抱いた。今、ここに東村山市の「闇」に光が当たった。
◆自殺した手すりの指紋を採取していないにもかかわらず採取したと証言◆手すりに付着した証拠品を全く科学鑑定しなかった。
◆万引き犯の指紋が付着した証拠品を全く押収しなかった。など数多にわたる杜撰さが追及され、返答できなかった。
◆尋問は文書化し、詳細は早急に公開します。


瀬戸サンも、〈<活動報告>千葉英司VS西村修平:杜撰な捜査が暴かれた東村山元警察副署長〉で、西村修平の陳述内容を紹介しました。矢野・朝木両「市議」がこれまで繰り返してきた主張とまったく同様ですが、このところ「東村山市民新聞」の更新が滞りがちなのと何か関係があるのかしら。ともあれ、他人が書いたものを頼りにして記事を書く前に、さっさと「内部告発」がガセネタだったことを公式に認めて謝罪すればよろしいのに。


瀬戸サンの記事はこれまでのネタの使い回しに過ぎませんし、鍵束がおしぼりにくるまれて発見されたとかいう「新事実」についてはりゅうさんがさっそくつっこんでいますので、いちいち触れません。「靴も発見されない鍵も発見されないとなれば、誰でも不自然だと考える筈です」などとおっしゃるのであれば、遺族・同僚が自宅や事務所の調査を拒否したことの不自然さにも注意を向けた方がよろしいんじゃないでしょうか(エアフォース〈西村修平事件第5回口頭弁論その1その2参照)。(追記:そういえば、3月1日の時点で“朝木直子「市議」が検察庁に捜査のやり直しを申し入れている”という話が出ていましたが、その後、検察審査会への申立て等が行なわれたかどうか、確認はお済みでしょうか。再捜査のための具体的な取り組みが何ら行なわれていないとすれば、そのことの不自然さにも目を向けた方がよろしいでしょう。)


万引き被疑事件の際の指紋採取については、凪論〈「万引きで指紋採取しなかった」ことの是非を考えるその1その2ですでに検討が行なわれています。手すりに残された指紋や証拠品云々にしても、状況から判断して事件性が薄いことは明らかだったと一連の裁判で認定されてきているのですから、たぶん決め手にはならないでしょう。「誰が聞いても朝木市議の万引き事件は『でっち上げ』だったことに確信を抱いた」などといくら騒いでも、裁判官を納得させないことにはどうにもなりません。そもそも、「自殺する動機が全くない」(瀬戸弘幸ブログ)という前提を理解してもらうことが無理だと思われます。


まあ、「尋問は文書化し、詳細は早急に公開」してくれるそうですから、そこで何か興味深いことがあればあらためて検討しましょう。西村修平に対して千葉さんが行なった尋問も、当然公開していただけるのでしょうね。


【追記】
瀬戸サンが〈<活動報告>西村修平VS千葉英司(2):現場になかった靴の謎と警察犬〉をアップしました。これから出かけるので簡単に済ませますが、それにしても、どうして瀬戸サンは恥ずかしげもなく「ドラマや映画」「映画やドラマ」に基づいて実際の事件について語るのでしょうか。


靴云々の話については、松沢呉一さんが「靴の行方は矢野さんにお聞きになればよろしいのに」とおっしゃってますよ。また、いつの間にか「第三者と争った時に付いたと断定」されてしまった「両腕の内側部分におけるアザ」については、「東村山市民新聞」の迷宮〈上腕部の皮膚変色痕(アザ)と司法解剖鑑定書〉参照。


◆今後の新風連関連裁判日程
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告・創価学会):11月13日(金)午前10時〜、東京地裁(霞が関)526号法廷〔ソース(終了)
*クロダイ・第2次「御用ライター」裁判(原告・宇留嶋さん):11月16日(月)午前11時〜、さいたま地裁川越支部 ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*まきやすとも・機関紙名誉毀損裁判(原告・千葉さん):11月18日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部404号法廷〔ソース
*まきやすとも・写真著作権侵害裁判:12月11日(金)午前10時半〜、東京地裁(霞が関)721号法廷〔ソース
*クロダイ・第1次落書き名誉毀損裁判控訴審(原告・宇留嶋さん/控訴人・クロダイ):12月16日(水)午前10時〜、東京高裁424号法廷〔ソース〕【第1審判決
*クロダイ・第2次落書き名誉毀損裁判(原告・千葉さん):12月18日(金)午前10時45分〜、東京地裁立川支部〔ソース
*西村修平・婚外子差別発言裁判:12月24日(木)午後1時半、東京地裁(霞が関) ※判決言い渡し(予定)〔ソース
*西村修平・第3次「御用ライター」裁判(原告・宇留嶋さん):1月18日(月)午後2時〜、さいたま地裁川越支部〔ソース
*西村修平・街宣名誉毀損裁判(原告・千葉さん):1月27日(水)午後1時30分〜、東京地裁立川支部 ※結審(予定)〔ソース
*まきやすとも&クロダイ・対創価学会街宣名誉毀損裁判(原告・創価学会):2月5日(金)午後1時半〜、東京地裁(霞が関)〔ソース