他人の尻馬に乗ってブーメランを放つ矢野穂積「市議」と愉快な仲間達


バタバタしてブログの更新が滞っている間に、千葉英司さんがまきやすともを訴えていた機関紙名誉毀損裁判最高裁がまきやすともの上告(受理申立て)を不受理とし、まきの敗訴が確定していました(12月8日)。例によって宇留嶋さんは行動する保守」Aこと瀬戸弘幸サンの「内部告発」問題に焦点を当てながら報告を行なっていますが、例によって瀬戸サンからは何のコメントもありません。

  • エアフォース〈右翼M事件最高裁判決〉
    • その1:上告を受理しない決定/踊らされた右翼ら/「内部告発」を信じたM
    • その2:低レベルの伝聞/「目撃情報」の出所/笑ってごまかされる程度の存在


先週14日には、外務省を人間の鎖で包囲しようという「韓国水曜デモ1000回アクション in Tokyo」に抗議するため襲撃する運動主要関係者が久しぶりに外務省周辺に集結しており、瀬戸サンも、在特会とは別に抗議を行なっていた西村修平主権回復を目指す会)やまきやすとも(政経調査会)の姿を目にしたはずですが、自らの報告では完全スルーしていました。もはや彼らの存在すらなかったことにしようとしているのでしょうか。


そして、まきやすともの敗訴が確定したその日、瀬戸サンは宇留嶋さんに第2次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判の賠償金10万円余りを支払っていたそうです。


なお余談だが、右翼Mの敗訴が確定したちょうどその日、「行動する保守」Aから私に対して10万円余の振込があった。これにより、私が写真の掲載をめぐり「行動する保守」Aを提訴していた事件は終結した。


例によって、瀬戸サンから控訴断念・敗訴確定についての報告はありません。本日(19日)付エントリーで〈問題そらしのコメントは削除します。〉と大書しているところを見ると、コメント欄でいろいろ質問でも受けているのでしょうか。最近はコメント欄などほとんどチェックしていませんが。



こんな調子では、この裁判が終わったら宇留嶋さんを訴えると予告していた件も果たされないままに終わってしまうようです。何やら12月24日〜26日には東村山・秋津商店街にリンゴを売りに来るそうですが、東村山の洋品店にさんざん迷惑をかけておいて、いったいどの御尊顔をぶら下げておいでになるのやら。


一方、東村山市民新聞では、12月12日付で「最終更新日」が修正された後(2011/12/11 16:34:19)、12月13日付更新(2011/12/12 19:38:23)で、人の尻馬に乗って騒ぐだけの見出しがアップされました。宇留嶋さんは矢野穂積・朝木直子両「市議」と「行動する保守」との関係についても触れていますが、もちろん、矢野・朝木両「市議」が彼らの連戦連敗に触れることはありません。


創価本部、名誉毀損記事(創価新報)でまた敗訴判決。
東京高裁で、ジャーナリスト乙骨氏、勝訴確定!(11月30日)


さらに、3日後に行なわれた12月16日付更新(2011/12/15 13:08:13)では、2つの裁判関連見出しに〈↓詳細は月刊誌「FORUM 21」〉という文言が付け加えられています*1。かつて創価学会からともに訴えられてかろうじて敗訴を免れた関係(「フォーラム21」裁判)だけに、相変わらず仲がおよろしいようです。



乙骨裁判はともかく、柳原滋雄さんを訴えた[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/90.html:title=「重要容疑者」裁判]については、自分が当事者なのですから「東村山市民新聞」で判決全文ともども詳しく報告なさればよろしいのに。[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/30.html:title=朝木直子宅「襲撃」事件関連記事をめぐる「自作自演」裁判]と同様、手放しでは喜べないような判決だったのでしょうか。詳細はエアフォース〈[http://pullman.blog117.fc2.com/blog-category-46.html:title=「重要容疑者」事件]〉でも報告されていますので、そちらを参照。


『FORUM21』で[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/90.html:title=「重要容疑者」裁判]が取り上げられている件については、柳原さんも早速触れていました。


日本共産党と“一体化”するアンチ雑誌『フォーラム21』
〔中略〕
 最新号の小冊子では、私の裁判のことも3ページにわたって特集されている。東村山の矢野穂積というペテン師が、小生のコラム日記の記述をめぐって訴えてきた裁判で、先日、小生が20万円敗訴した件を取り上げたものだが、その記事によると、「柳原氏が、名誉棄損で不法行為責任を認定された事実は、創価学会の反社会的かつ反人権体質が、上から下まで浸透していることを示す事実として注目される」と結論している。
 この裁判は現在上告中であり、まだ続いているものだが、小生はこれまで7件の裁判を戦い、初めて一部敗訴した。その額は20万円(東京高裁)。一方、「フォーラム21」発行人の乙骨某は、これまで知られるものだけでも、敗訴した(=不法行為責任を認定された)件数は≪合計7件=415万円≫にものぼる。
 20万円と415万円。上記のフォーラム記事の記述に従えば、発行人・乙骨某の「反社会的かつ反人権体質」のレベルは、小生のなんと≪20倍以上≫ということになる。滑稽な話である。
 デマ体質の政党と結び付くと、批判の体質までも似通ってくるようだ。


ちなみに、矢野・朝木両「市議」らが敗訴して損害賠償を命じられた件数は、すぐに思いつくものだけで6件=630万円にのぼります(最初の2つは創価学会に敗訴したもの)。


柳原さんが引用している『FORUM21』の記述に従えば、「草の根」「反社会的かつ反人権体質」のレベルは柳原さんの30倍以上ということになりましょうか。


11月30日の東京高裁で創価学会側が敗訴したという裁判については、日護会・第2次ニコ生名誉毀損裁判(稲毛裁判)第4回口頭弁論(12月1日)の前後に、2ちゃんねるの関連電波板に判決主文のコピペが繰り返し貼られているという噂を聴き、いちおう覗いてみたのですが、どうでもよさそうなので放置していました。どうやら次のような裁判だったようです。



「創価新報」の口汚さを擁護するつもりなどまったくないのですが、前述の通り数々の名誉毀損裁判で敗訴し、裁判所から
(他の議員等の)批判に当たり使用された文言及び回数については、・・・口汚く(一部は、差別的でさえある。)、激烈であり、執拗であるとの批判が当てはまる」
「他者に対する批判につき正当な根拠を有する場合であったとしても、表現方法における口汚さ、過激さ及び執拗さは、公選の公務員としての適格性を判断するに当たって当然考慮されるべき事項であるが、原告らには、表現方法の点で、厳しい批判を受けてもやむをえない点があった」

とまで指摘された矢野・朝木両「市議」(7月2日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20110702/p1:title=請願潰し裁判に続き、ブログのコメントをめぐり佐藤市議を訴えた裁判でもオウンゴールを決めた矢野穂積・朝木直子両「市議」]〉参照)は、他人の勝訴に得意げに便乗している場合なのでしょうか。


また、「創価新報」名誉毀損事件では「ヒモつき」発言なども争点になっていたようです。


 そして第三は、「乙骨のやつ、ますます行き場をなくしている。最近じゃ、共産党に抱え込んでもらっている」「変わらないのは『いつでも何かのヒモつき』という一点だけだ(大笑い)」との事実を摘示し、共産党に行動を制約されていると誹謗している部分(本件発言部分3)。
 原告の乙骨は、これらの発言部分は「その言論活動の姿勢が金銭的な対価の有無や多寡により左右されることがなく、客観的な事実の収集に基礎を置いて言論活動を行う者であることがその存在意義を規定する」ジャーナリストとしての社会的評価、あるいは、「独立した立場で言論活動をする」ジャーナリストとしての社会的評価を低下させるものであるとして、名誉毀損の成立を主張。
 これに対して被告の創価学会側は、各発言部分は、乙骨の行動軌跡についての意見ないしは論評に過ぎず、「これまでの原告による被告学会に対する攻撃の実態に照らせば、原告が甘受すべき表現の範囲にとどまっており、原告の社会的評価を低下させるものではない」として、名誉毀損性を否定する主張を繰り広げた。


この点について第1審では名誉毀損性が認定されたわけですが、控訴審でも同様だったのでしょう。しかし、宇留嶋さんを「創価御用ライター」と呼び続けて訴えられ、
「『創価御用ライター』との表現は、原告の名誉を毀損するものではなかったが、必ずしも、適切ではなかったことは認め、遺憾の意を表する」
として和解した矢野・朝木両「市議」(「創価御用ライター」裁判)も、もう少し具体的なことを書いていれば「創価新報」と同様に名誉毀損を認定されるおそれがあったわけですから(第2次・第3次「御用ライター」裁判の各判決参照)、これまた得意げになっている場合ではないと思われます。


ほかにもいろいろとつっこむネタがありそうですが、面倒くさいのでこのぐらいにしておきます。


なお、クロダイこと黒田大輔・日護会代表も便乗して騒いでいましたので、ついでに紹介しておきましょう。



何やらこんなこと↓も書いていましたが、矢野・朝木両「市議」は今後もこのような人物との協力関係を維持し続けるんですかね。


*1:なお、12月17日付で「最終更新日」のみの修正が行なわれた後(2011/12/16 19:12:07)、12月19日付更新(2011/12/18 14:51:09)で〈↓詳細は、・・・〉と読点が付け加えられた。