西村修平が他人に「(記事の根拠を)確認したのか」と尋ねるブーメラン


東村山市民新聞」は、2月5日・6日付でそれぞれ「最終更新日」のみ修正されていました。


瀬戸サンの東村山関連最新エントリー〈<活動報告>第二回西村裁判・八王子駅前街宣〉については、昨日付の記事の追記で簡単につっこみ済みです。それにしても、コメント欄でもこてんぱんですな。削除条件の強化を発表したことである種の人々が書き込みをためらっているのか、マヌケな自作自演がばれたのでしばらく自粛することにしたのか。両方ですかね。


5日にはグーグル日本支社にも押しかけて公然羞恥プレイ(と書いて「こうぎ」と読む)を楽しんできたようですが*1、「誅殺」なんて物騒な言葉を使うものだから、ますますややこしい話になりそうな気配が。つい最近も、維新政党・新風をかたって任天堂やハドソン社にテロ予告をした男が逮捕されたそうじゃありませんか。瀬戸サンがこの件について触れていたという記憶はありませんし、新風として声明を発表するなどの対応もとられていないようですが、暴力団との関係をめぐる昨今のやりとりもあったことですし、ますます“新風というのはそういう団体なんだ”と思われてしまいますよ。


矢野・朝木両「市議」も、テロ行為を容認し、場合によっては煽っているともとられかねないこういう連中と、いつまで仲良くするつもりなんでしょうね(2008年10月15日付〈テロ行為に反対しない“社会運動家”とつるむ矢野・朝木両「市議」〉参照)。瀬戸サンは最近も、「日本民族独立義勇軍」によるとされる放火や火炎瓶襲撃について、「これを支持する立場を当時から貫いていた」と表明していますからね。「当時から貫いていた」という書き方は、もちろん、現在でも支持しているということです。


一方、西村修平サンは、月刊『WiLL』についても、例によって『WILL』とか「三科 純」などの間違った表記を連発しながら、販促活動(と書いて「こうぎ」と読む)に乗り出したようです(反日議員を落選させる会〈2月6日 抗議街宣のお知らせ〉)。凪論緑城Blogからのトラックバックはまだ削除されていないようですし*2、詳しくは触れませんが、花田編集長と西村サンとの電話のやりとりの中に、例によってブーメランが。

                                                                                                            • -

西村:あなた(花田)はテープを聞いて確認したのか。
花田:聞いていない。
西村:確認して聞くのがあなたの仕事ではないのか。
花田:私は三品 純を全面的に信用している。

                                                                                                            • -


最後のセリフは、瀬戸サンが追い詰められて発した「朝木直子さんの言葉を信じる」という言葉を彷彿とさせますが、もちろん同列に並べることはできません。花田氏についての評価はともかく、氏がこう言うのは、これまでの三品氏の実績や三品氏との関係を踏まえてのものでしょうし、何か問題があれば編集長として責任をとることを前提としているはずです。もはや犯罪的としか形容しようがない裁判情報の操作を続ける朝木直子「市議」をひたすら信じ、そのくせ、凪さんからのたびたびの勧告にも関わらず裁判への補助参加手続もとろうとしない瀬戸サンとは、比べようがない。


それにしても、千葉さんに訴えられて、「私は、いままで放送〔ママ〕されたその事実をありのまま述べたんですよ」と街頭で泣き言を言う人間が、


確認したのか
確認して聞くのがあなたの仕事ではないのか


などと、よく言えたものです。そんなセリフは、とりあえず1・29東京高裁判決の概要を確認し、見解を明らかにしてから口にするがよろしい。2か月半近い猶予があってなお、準備書面や証拠説明書さえ提出できないくせに、何を言っているのか。


すでに報じられている通り、自分が開設したインターネットのホームページ(HP)で、外食店の経営会社を「カルト集団」などと中傷したとして会社員が起訴された事件について、2008年3月29日の東京地裁判決では、


「公益目的と認められる書き込みについて、真実でないと知りながら書き込んだ場合か、ネットの個人利用者で可能な限りの事実確認を行わずに書き込んだ場合に、名誉棄損罪が成立する」


という新たな基準により無罪が言い渡されましたが、今年1月30日の東京高裁判決では、この新基準は認められませんでした。これらの判決の評価はさておき、公の場で発言する以上、マスコミ関係者であろうがどっかの団体の代表であろうが、しかるべき事実確認を踏まえて行なうのが当然です。


もっとも西村サンの場合、ネットで簡単に調べられることさえ確認しないまま、「創価学会の4悪人」のひとりである千葉英司・元東村山警察署副署長が「殺人を自殺に仕立て上げた」などと街頭で主張し、その動画をネットにアップして流しているのですから、第1審の基準に照らしても、名誉毀損は免れないでしょう。2月4日の八王子街宣でもあいかわらず適当なことをおっしゃっていたようですが、これについてはまた気が向けば取り上げます。


おまぬけおまけ


クロダイくんが、


「朝木明代さん殺害事件及び万引捏造事件に関する千葉との裁判で、当初2月16日(月)とされていた期日は取り消され、変更となる見込みです」


と、さらりと告知していました。もちろん、まだ移送が認められたわけではなさそうです(移送問題についてはAutocrat Watcher参照)。宇留嶋さんとの裁判で移送が認められず、さいたま地裁川越支部で3月12日に第1回口頭弁論が開かれる予定であることもついでに告知しておけばよろしいのに、どうしてやらないんでしょうね。


〔この記事は、2月6日の午後にアップしたものです。〕


【追記】
クロダイくんの上記告知の件でこれまでの流れをまとめている人がいたので、以下、コピペさせてもらいます。ついでにAutocrat Watcherの関連記事にもリンクしました。あそこも、そろそろ裁判別にカテゴリーを設けてくれたりすると、さらに参照しやすくなりますね。


千葉氏、ババタレを名誉毀損で東京地裁八王子支部に訴える
  ↓
◇第1回口頭弁論が2月6日午後1時10分からに指定。
  ↓
ババタレ、宇留嶋氏の件(移送申し立て→却下。しかし第1回口頭弁論は延期)に続き、懲りずにまた千葉地裁への移送申し立て[1月23日付]
  ‖
千葉氏、西村裁判の時のような懸念(*注)を東京地裁八王子支部へ伝えババタレとの第1回口頭弁論の期日が変更される
(*注)参考リンク
http://ameblo.jp/oharan/entry-10164516770.html
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51248427.html
  ↓
◇第1回口頭弁論が2月16日午前11時からに変更。
  ↓
千葉氏、東京地裁八王子支部へババタレの移送申し立てに関して反論する意見書を提出[1月28日付]
  ‖
ババタレ、移送申し立てに関する再意見書を提出。千葉氏の意見書にも反論[2月2日付]
  ‖
千葉氏も再意見書を提出。ババタレの意見書にも反論[2月3日付]
  ↓
◇現在、第1回口頭弁論期日は未定

*1:この件については、橋本玉泉さん専属の人間キャッチコピーチェッカーとして名コピーを生み出し続けるもんさんのコメントも参照。

*2:【追記】6日午後6時ごろ再度見たら、削除されてました。ちなみに上の方の「三科」はそのままです。