瀬戸は日暮れてスタコラサッサ


昨日(28日)は東村山市民新聞の更新はありませんでした。一方、自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サンとその弟子である有門大輔(瀬戸ブログ管理人)が千葉英司さんから訴えられていたせと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判は、急転直下、和解で決着したそうです(4月25日)。

 千葉英司警視庁東村山警察署元副署長が「行動する保守」Aとその弟子を提訴していた裁判で平成23年4月25日、和解が成立したことがわかった。4月20日に第6回口頭弁論が開かれたが、その際、行動する保守」Aの代理人から唐突に和解の話し合いを持ちたい旨の申し出があり、口頭弁論終了後、和解協議が行われていた。
 成立した和解条項は以下のとおりである。

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和解条項
1  被告らは、別紙各項のインターネット上のブログ(せと弘幸Blog「日本よ何処へ」)に記載された各文言を、平成23年4月末日限り、削除する。
2  被告らは、原告に対し、本件について、不適切な言動があったことを認め、遺憾の意を表する。
3  被告らは、原告に対し、連帯して、本件解決金として、金10万円の支払義務のあることを認め、これを、原告に対し、連帯して、平成23年5月10日限り、原告名義の○○銀行○○支店の普通預金口座に振り込む方法により支払う。
4  原告と被告らは、今後、相互に誹謗中傷しないことを確約する。
5  原告は、被告らに対するその余の請求をいずれも放棄する。
6  原告及び被告らは、原告と被告らとの間には、この和解条項に定めるもののほかに何らの債権債務がないことを相互に確認する。
7  訴訟費用は各自の負担とする。
以上
(エアフォース〈「行動する保守」事件 第11回〉。太字は引用者=3羽の雀)


完全に瀬戸サン側の実質敗訴です。父親が亡くなった代理人が急に体調を崩したなどという卑劣な『引き延ばし戦術』(有門)でだらだらと続いてきたこの裁判は、真実性の主張を放棄するどころか相当性についてもまともな主張を行なわないまま、情けない結末を迎えてしまいました。和解成立当日の朝、瀬戸サンは
薄井市議が落選したことで宇留嶋端朗氏と千葉英司氏も落胆していることでしょう。共に東村山市民でもないのですから、嫌がらせとしか思えないような毎度の議会傍聴を差し控えたら如何でしょう。邪魔な人達が消えたら、創価学会との本格的な戦いを更に前進させたいと考えております
と書いていましたが、どうやら消えるのは瀬戸サンの方だったようです。本当に見事な「ヒット(しないで)&(リング外へ)アウェイ」戦法です。


和解に対する反応は、Togetter〈【瀬戸っち失笑シリーズ(15)】自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サン、仲間を置いてきぼりにして和解で逃亡〉としてまとめておきました。瀬戸サンは、今朝(29日朝)になっても和解の報告をせず、
「自分たちの祖国では(パチンコが)人生を狂わせる社会悪として全面禁止になったのに、何故日本ではやろうとしているの?韓国政府には抗議しなかったの?教えて下さいよ。」
民団(在日本大韓民国民団)に問いかけていますが、いや他人に質問している場合じゃないでしょう。


報告をしないどころか、和解について触れたコメントを削除しまくり、「妨害投稿者情報」としてIPアドレス等を晒す始末(Posted by 管理部 at 2011年04月28日 22:37*1。前にもりゅうさんに対して発信者情報開示請求をすると息巻いていましたが、余裕がないにもほどがあります。削除されたコメント(の一部?)を掲載しておきましょう(魚拓)。


瀬戸先生から和解を申し込まれたそうですね。ちゃんと報告しましょうね。
Posted by 通りすがり at 2011年04月28日 19:39


千葉氏との突然の和解という結果に大変驚いております。瀬戸さんの報告ではそのようなニュアンスの報告をいただいておりませんでしたので。
FBIの捜査資料まで持ち出し、徹底抗戦のお考えだと思っておりましたので非常に不思議でなりません。
何故に今になって和解を受け入れるお気持ちになられたのかを、ぜひお聞きしたいと願っております。
また千葉氏への謝罪はどのような形でいつ行っていただけるのかも合わせてお話いただければ幸いです。
Posted by TIN at 2011年04月28日 19:39


それにしても、瀬戸さんの内部告発話に乗っかり、さんざ暴れまくってその結果敗訴続きで青色吐息の槇さんはこれでは浮かばれませんね。
なにせ、発端を作った瀬戸さんがまともに闘おうともせず、早々とバンザイしちゃったわけですから。
Posted by TIN at 2011年04月28日 19:43


まきさんがこれでは浮かばれませんね。
Posted by TIN at 2011年04月28日 19:45


TINさんも指摘しているように、浮かばれないのはまきやすともです。対創価学会街宣名誉毀損裁判では瀬戸サンの「内部告発」ネタ一縷の望みを託していたのに、救いの手は差し伸べられないままあえなく玉砕。瀬戸サンが全文転載した「政経通信」の記述をめぐる裁判でも敢然と無謀な控訴に踏み切ったのに、瀬戸サンはさっさとケツをまくってしまいました。


写真著作権侵害問題でまきが告訴された時も、瀬戸サンはさっさと写真を差し替えて逃亡してしまいましたから、遅くともその時点で瀬戸サンがどういう人間かということに気付くべきだったのに。瀬戸サンの「内部告発」ネタを直接のきっかけとして、まきとクロダイ(黒田大輔)は110万円(他にそれぞれ10万円)、西村修平は計30万円の損害賠償を支払うはめになったのです(未確定分もあり)。まあ自業自得ですが。


第6回口頭弁論(4月20日)の翌日、瀬戸サンは次のように書いていました(これに対するつっこみはTogetter〈【瀬戸っち失笑シリーズ(14)】自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サン、ほぼ本当なはずのFBI情報を裁判所に堂々提出〉参照)。

 さて、昨日は私を民事で訴えた元東村山警察署副署長の千葉英司氏との裁判がありました。依頼した弁護士によれば裁判官から和解の意思があるかを尋ねられ、その旨の話し合いを持ったそうです。
 今回私は裁判所に陳述書を提出しております。かなり長い文章ですが、その中には私が朝木明代さんが何者かによって殺されたと信じた理由について述べております。また朝木さんが何者かによって殺されたのではないか−と当時警察署でも話題となったその内部情報を、どのような経緯で聞くことになったのかについても述べてあります。
 尚、一部で私がFBIの捜査関係者より、創価学会と親しかった暴力団組長の情報を入手して、それを警察関係者に見せ、その時にその話を聞いたという内容に関しても、そのFBI関係資料を提出しました。
 更に朝木さんの万引きを苦にして自殺と書き立てた「政治経済誌」が創価学会からお金をもらって、その掲載された雑誌を多数買い取ってもらっていた事実を証言した雑誌編集者の証言も出しいます。この証言から創価学会の名誉会長である池田大作のレイプ事件と騒がれた信平裁判では、創価学会が記者に対しても、交通費は勿論のこと宿泊・食事代まで面倒見て雑誌に掲載していた事実も明らかにしました。
 これらを陳述書として裁判所に提出済みであり、それを踏まえての裁判官の和解の打診であれば、弁護士に任せてはおりますがその意見に従うつもりです。但し相手方の考えはまだ聞いていないので判決ということになるかも知れません。
瀬戸弘幸ブログ〈統一地方選挙に関して〉、太字は引用者=3羽の雀)


瀬戸サンの代理人から「唐突に和解の話し合いを持ちたい旨の申し出」があったという宇留嶋さんの報告とは話が違いますが、まあ代理人は瀬戸サンにそのように報告していたのかもしれません。いずれにせよ、「それ〔瀬戸サンの陳述書・資料〕を踏まえて」どころかそれをスルーしたとしか思えない形で和解が成立したわけで、もはや瀬戸サンは朝木明代市議転落死事件についてああだこうだと与太を言う資格を失ったと考えるべきでしょう。それでもああだこうだ言うかもしれませんが、
「真実性の立証を最初から放棄するどころか、相当性さえ最後まで争わずに和解で逃げた奴が何言ってんだよwww」
と笑っておけば済む話です。


瀬戸サンの陳述書と関連資料は是非とも出張所あたりにアップしていただきたいところですが、あまり期待できそうにありません。宇留嶋さんの報告はまだ続くようですから、概要は今後明らかになっていくでしょう。ちなみに、FBIの捜査関係者」というのはFBIに出入りする友人ではないかという話です。本当に勘弁してほしいものです。


それにしても、瀬戸サンが「内部告発」ネタを引っ提げて東村山問題に首をつっこみ始めた2008年7月末から、およそ2年9カ月。この間の騒動は一体何だったのかと嘆息せざるを得ません。矢野・朝木両「市議」も、瀬戸サンも道義的責任を免れることは決してできない洋品店襲撃事件が起きた時に、こんなふうに書いていましたね。


「新たな情報をもとに朝木明代議員謀殺事件究明に立ち上がった瀬戸弘幸氏ら主催の/9月1日朝木明代議員追悼・東村山駅頭行動に矢野・朝木議員が参加、事件究明を市民によびかけ。」2008年9月8日付更新


東村山市議選の翌日に和解が成立したというのも何か意味がありそでなさそでウッフンな感じですが、まあとりあえずこれは単なる偶然だったということにしておきましょう。


さて犬の散歩にでも行くか。飼ってないけど。


(記事のアップ後にチェックしたら前にも〈対創価学会街宣名誉毀損裁判:瀬戸は日暮れてスタコラサッサ、そして貝になるクロダイくん〉〔2010年2月8日付〕という記事を書いていましたが、まあタイトルはこのままにしておきます。)

*1:【追記】その後、「民事裁判に関するコメントがありましたが、これに関しては仔細がわかり次第エントリーで報告させて頂きます。現段階での一方的なコメントに関しては削除致します。」Posted by せと弘幸 at 2011年04月29日 13:32)とのコメントがありました。